コスパの良いスーツってどんなの?この疑問にお答えします。

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現役販売員の鶴田です。

 

冬物は一通りそろって、春物にはまだ早い。そんな買い物小休止の時期が今でしょう。来るべき春物シーズンに向けてスーツラボでは、「賢くオシャレになる買い物術」をこの時期に集中的に指南していきます。

 

正しい「コスパの考え方」

コスパの良い服ってどんな服だと思いますか?

 

値段の割に良い生地を使っている服?

値段の割に良い縫製をしている生地?

値段の割にオシャレなデザイン?

高級ブランドなのに値ごろのアイテム?

 

コスパの良い服とは「買った値段を着た回数で割ると1回あたり低コストの服」の事。

 

10万で買った財布も1年間毎日(財布なので毎日は当然か(^-^;))使えば一回当たり、273円。

10万のセットアップでもオンオフ兼用できるデザインをシーズン初めに定価で買う。シーズン中に36回は着れます。一回当たり2777円。

10万のコートが1月のセールで5万になっていても休日しか着れないデザインなら、シーズン中着れるのは8回程度。一回当たり6250円。

安くてなんとなく買ったユニクロ9000円の休日用のジャケット。結局5回しか着なかったら1回あたり1800円。

 

「来年も着て、コスト回収すればいいじゃないか」

 

明日の事も分からない現代。来年のトレンドなんて予測は出来るけど、本当に流行るかなんてわからない。去年買ったアイテムが、来年同じオシャレさを保てるかなんか分かりません。仮にトレンドは乗り越えたとしましょう。でも肝心のあなたの気分が変わってしまったら?

 

気分が変わらなくても、

  • 白髪が増えて印象が変われば
  • 太ってサイズが合わなくなってしまったら
  • 部署異動や転職で髭を剃ってしまったら
  • 引っ越しや結婚でライフスタイルが変わってしまったら

なんてことが起きれば、今年似合っていた服も来年は似合わなくなってしまうかもしれません。

 

洋服のコスパは「今シーズンに何回着れるか?」にかかっているのです。

 

スーツじゃなくてセットアップを買おう

男性の衣服で最も高額な衣服であるスーツ。たくさん着ることが出来れば奮発し甲斐があるというもの。

 

でもスーツをたくさん着ることを阻むのが

  • 仕事にしか着れない
  • 高頻度で着用すると風合いが悪くなる

というスーツのデメリット。

 

それを解消してくれるのが「セットアップ」

 

セットアップもスーツも、上下同じ生地のジャケットとスラックスの組み合わせ...というのは一緒。違うのはセットアップは上下セット・上下バラ使いを想定したビジネス・カジュアル兼用のシルエット設計に対して、スーツは上下セットかつビジネスシーンでの使用しか想定していないという事。

 

もちろんスーツも素材やシルエット・コーディネート次第ではカジュアルでも使えますが、あくまで難易度の話。スーツをカジュアルでも使い、コスパを上げるのは高難度なのです。上下セットでシャツ・タイを合わせてビジネス、インナーをカットソーに変えて・ジャケットだけ・スラックスだけ使ってカジュアルに。こんな風にTPOを選ばないセットアップはスーツと比べて、使用頻度が高い好コスパアイテムなのです。

 

しかもスーツは男性を最も魅力的に見せる服。ジャケットのVゾーンは胸板を厚く見せ男らしい外見に。縦に長い襟は身長を高く見せ、足の凹凸を拾わないシルエットのスラックスはセンタープレスと相まって足を長くまっすぐに見せてくれる。洋服史上ここまで、スタイルアップ術が盛り込まれた紳士服はありません。

 

スーツをオンもオフも着ることはコスパを高めるだけでなく、オシャレへの最短距離でもあるのです。

UA-ビジュアル2

phot by http://store.united-arrows.co.jp/shop/ua/data/catalog/looksmen17ss/index.html#/2/5

guおすすめセットアップ

photo by http://www.gu-global.com/jp/lookbook/pc/style/17207001

 

とはいえ、どんなに着回ししやすくても素材がデリケートだと高頻度での使用は不可能。スーツは細いウールを素材に使っているが故に高頻度で着用すると、毛羽だったり、毛団が出来たり、テカったり、素材が劣化してしまう。汚れたら自宅で洗えない...というのも休日にも着まわすとなるとプレッシャーでしょう。

 

好コスパはあくまで「綺麗なコンディションでどれだけたくさん着れるか?」がカギ。みすぼらしいコンディションで「高かったから...」と無理して高頻度で着たり、汚れを気にするあまりストレスを抱えるのは返って損。洋服の汚ればっかり気にする男はカッコ悪いし...。

 

現代の素材技術の進歩には目を見張るものがあります。

 

軍隊のテントにも使われる強度が高いナイロン糸をウールに混紡し、通常よりも10倍の摩擦強度を誇る「コンバットウール」。

コンバットウール

photo by http://session-loungelizard.blogspot.jp/2017/02/new-wide-trousersfeb28thtue.html

 

ポリエステルをウールと見まがうような風合いに仕上げ、ウォッシャブル機能に加えてウールよりも高い耐久性を併せ持つ素材。

2018年の春夏には今まで不可能だった、ウール100%にもかかわらず家庭洗濯を可能にした素材も流通し始めます。

 

国内外デザイナーブランドはまだまだファッション性重視の素材使いが目立ちますが、セレクトショップのオリジナルアイテムやスーツ7~8万円が平均価格の中価格帯ブランド・格安スーツ量販店にはこの手の素材を使ったセットアップのラインナップが豊富。

 

帰宅したら洗濯機にぶち込んで、お風呂に入っている間に洗濯。寝る前に干して、翌朝乾いたセットアップを着てまた出かける。こんなことが出来ちゃうのが機能素材を使ったセットアップ。春夏の新作は2月末くらいにはある程度お店にラインナップが揃います。買わなくても問題なし。機能素材を使ったセットアップ、好コスパアイテムなので下見・試着だけでもぜひ。

 

家庭で洗えるもの・丈夫なものこそ奮発しよう

洗えない服・耐久性の低い服はついつい大切にしすぎて着る回数が少なくなりがち。高級品なら尚の事。

 

「家でガシガシ洗えたり、ガンガン着てもへたらない、むしろ味にさえなってくれる」そんな高頻度で使えるアイテムにこそ投資するべき。

 

例えばシャツ。スーツは10万払っても、「世界トップクラスの極上品」は手に入りませんがシャツは3~4万払えば超が付く極上品が、アウトレットやセールをうまく使えば「世界トップクラスのシャツ」が手に入ってしまうもの。

 

「シャツに3万なんて...(-_-;)」

 

ネクタイを合わせて仕事、第一ボタンを開けてパンツアウトでカジュアル使い出来るデザインを選ぶ。素材はコットン100%ならどんな極上品でも大抵家で洗えてしまう。そうすれば週3回は着れる。しかもシャツは基本通年着れるアイテム。週3回×52(1年は約52週)=156回着用。4万円のシャツでも一回当たり256円。記事冒頭の財布・コート・セットアップ・ジャケットのコスパ計算と比べてもみても、かなりコスパが良い事がわかるはず。

 

そして何より「自分は3万のシャツを着てるんだぜ♪」という高揚感は、ファストファッションのシャツでは味わえない極上品ならではのモノ。

 

「今シーズン中に綺麗なコンディションで何回着れるか?」これを頭に入れて春物を探してみてください。これぞ...という好コスパアイテムを見つけられることでしょう。

 

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