細身はダサい?オシャレなスーツのサイズ感が変わってきましたよ。

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今オシャレに見えるスーツのサイズ

現役販売員の鶴田です。

 

オシャレなスーツのサイズというとどんなサイズをイメージしますか?

 

ほとんどの人が「タイトなサイズ」をイメージすることでしょう。この細身=オシャレの概念が変わりつつあります。徐々に変わりつつある、オシャレなスーツのサイズ感について解説します。

 

ビッグシルエットの影響がスーツにも?

近年、カジュアルファッションにおいては「ビッグシルエット」がトレンド。そのトレンドの勢いは万人向けのブランドでもあるユニクロでも、ワイドパンツやビッグシルエットのコートを見かけるほど。

 

ユニクロワイドチノ

photo by http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/401317-32

 

このビッグシルエットのトレンドの波がスーツのシルエットにも影響をあたえ始めているのです。

 

なんて話をすると「トレンドなんて、消費を促すアパレル業界の戦略だろ」なんて意見が聞こえてきそう。

 

トレンドは決して、デザイナーや企業、スタイリストなどギョーカイ人の談合によって決められるものではありません。トレンドとは「人々の気分や時代の流れにとって生まれるもの」なのです。つまりトレンドは特定の誰かではなく、みんなで作っているモノなんですよね。その「人々の気分や時代の流れ」をくみ取ってデザインするのがデザイナー、洋服の着こなしを提案するのがスタイリストなんです。

 

細身のシルエットが流行り始めて10年以上。さすがに細身の服は身飽きてきたなんていう人々の気分や、ブラック企業や長い労働時間、一向に上がることのない給料なんていうの一見ファッションとは関係のないこんな事もビッグシルエットのトレンドの発端になっているのです。

 

ファッションとは差別化にあります。細身で差別化出来た10年前はとびきりオシャレだったものが、細身で差別化出来ない今「細身がダサい」とまでは言い過ぎですが細身のファッションの価値が10年前と比べて下がりつつあるのが今。差別化できなくなってきたことで徐々に細身のファッションに対する飽きが生まれてきています。

 

そこに社会情勢が後押しをする。皆さん疲れていませんか?ノルマに厳しい会社、長い残業時間、給料も上がらない。「細身への飽き」と「疲労感を感じる社会情勢」。これが合わさり、リラックスして着ることが出来る「ビッグシルエット」がトレンドになっているのです。「細身のファッションも飽きたし、毎日しんどいから洋服位リラックスしたい」なんていう気分がビッグシルエットのトレンドを生み出したのです。

 

細身のサイズよりも1サイズ上くらいが今のトレンド

ビッグシルエットの波がスーツにも...なんて言ってもそこはオフィシャルウェアのスーツ。ゆるゆるのサイズ感のスーツはさすがにだらしがない。いつも着ているタイトなサイズ感のスーツよりも1サイズ位が今のトレンド。

 

これくらいのサイズ感がスーツの今までのオシャレなサイズ感。

タイトなサイズのスーツは古くなってきている

photo by https://i.pinimg.com/736x/36/7b/41/367b4147734ed809b0b96bbf23a1651c–gentleman-fashion-mens-fashion.jpg

 

オシャレだけどどこか「力が入りすぎ」・「ドヤ感」を感じませんか?細身のキメキメのファッションの反動で、こういったファッション徐々に痛く見え、「品」がないように感じ始めたのが今の時代。着心地の窮屈感も、難しい社会情勢の今、ストレスを感じるのも事実。フォーマルウェアとはいえ、もう少しリラックスして着たいのが今の時代感。

 

今の時代感を表すスーツのサイズ感はこんな感じ。こちらは大手セレクトショップ「ユナイテッドアローズ」の創業当初からの重要人物、栗野宏文氏。海外において権威ある雑誌の一つ「vogue」が選出した、「いま最もスタイリッシュな30人」の中に選ばれている、世界的にファッションを認められている日本人。

今オシャレに見えるスーツのサイズ

photo by http://www.district.jp/blog/2017/12/epiphone.html

タイト過ぎず、ルーズすぎないサイズ感はスーツのフォーマルさを残しつつ、肩ひじ張っていないリラックスした雰囲気を感じるはず。

 

実際、栗野氏は「一時Sサイズまで小さくなったサイズ選びが今はMサイズ、モノや場合によってはそれ以上大きいサイズを選ぶことが多くなった。」と語っています。まずは試しにスーツを試着する時に「いつもよりも1サイズ大きいサイズ」も試着してみましょう。快適な着心地と大人の余裕を感じるリラックス感が着こなしに加わるのに気づくはず。

 

1サイズ上でも違和感を感じさせないコツは「素材」と「仕立て」

1サイズ上が今はオシャレ...なんていわれても長年タイトフィットのスーツを着てきた人も多いでしょう。どうしても1サイズ上を選ぶと違和感を感じる場合もあるハズ。

 

特に華奢な人は大きなサイズを着ると「どうしても着られている感」が強く出てしまう。堅くて張りのある素材は重力に足して下に落ちにくく横に広がりやすく、幅を強調してしまう。肩パッドが入っているとなおの事、横幅を強調し、「着せられている感」が出てしまう。

 

華奢な人は柔らかい素材を使ったノーパッドか肩パッドの薄いスーツが1サイズ上のスーツでも「着せられている感」が出なくておすすめ。柔らかな生地は重力に従い下に落ちてくれる、ゆえに1サイズ上でも横幅が強調されない。肩もパッドが薄いと肩のラインに沿ってくれやすいので横幅が目立たず、1サイズ上でもすっきり着れます。

 

柔らかい素材をゆとりをもって着ると、動くたびに生地が揺れ(ドレープと言います。)優雅な雰囲気を醸し出す。タイトなスーツでは得る事の出来ないエレガントさをスーツスタイルに加えることが出来ます。華奢な人でも「柔らかい素材で薄い肩パッドのスーツ」なら時代をとらえた1サイズ上のスーツを着こなせるのでお試しを。

 

若者はタイトなサイズを、年配者はルーズなサイズをジャストサイズだと勘違いしがち。本当のジャストサイズは若者なら1サイズ上、年配者は1サイズ下になることがほとんど。だからジャストサイズを着ましょう...という事でなく、服や着こなし、時代の気分によってタイトフィット・ジャストフィット・ルーズフィットの3サイズをフレキシブルに選びましょう、今の時代感はジャストサイズよりですよ~という話でした。

 

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