スーツのコスパを上げるスーツの選び方「ブロークンスーツ」とは?

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ポロブレザーコーデ

現役販売員の鶴田です。

 

2月は春夏の新作スーツが一気に出そろう時期。良品から先に完売していき、1~2か月もするとお店に残っているのは「残りモノ」ばかり。スーツを買うには最適な今、コスパの高いスーツの選び方解説。

 

「ブロークンスーツ」とは?

スーツは上下セットで着るもの...って思っていませんか?

 

実は上下バラバラに着たっていいんです。ジャケットだけをビジネスカジュアルで着れば、わざわざビジカジ用のジャケットを買う必要がなくなる。スラックスだけをクールビズに着れば、クールビズ用のスラックスを買う必要がなくなる。節約にもなるし、スーツのコスパも上がる。

 

こんな着こなし術を「ブロークンスーツ」と言います。ブロークン(broken)の名の通り、上下バラバラにしてスーツを崩すから「ブロークンスーツ」。

 

スーツは男性服で最も高い服...なのに上下セットでビジネスにしか使えないから余計高く感じる。高いか安いかの基準は「購入金額÷着た回数」、つまり1回の着用当たりのいくらなのか...という事。

 

上下バラバラでビジネスカジュアルやクールビズで使えたり、時にはカジュアルで使えれば着る頻度は自然と上がり、コスパも良くなる...んですが、試しに手持ちのスーツを上下バラバラで着てみてください。

 

いかにも「スーツの上だけ(下だけ)着ている感満載」になってしまうスーツがほとんどのハズ。

 

ブロークンスーツをオシャレにやるためには、スーツの選び方にちょっとしたコツがあるのです。

 

ブロークンスーツが出来るスーツのポイント

ブロークンスーツがしやすいスーツ選びのコツは「フォーマル感・ビジネス感」の強いスーツを選ばないこと。

 

ポイントは「スーツのシルエット」と「柄」。

 

スーツのジャケットと単品のジャケットの大きな違いが肩パッド。スーツのジャケットは肩パッドの厚いものが多く、単品のジャケットは肩パッドが薄いもしくはないことが多い。下の画像を肩に注目してみると一目瞭然。スーツのジャケットは肩パッドの影響で肩のラインが直線的。単品ジャケットは肩のラインが丸いのがわかるはず。

ブリティッシュモデル

photo by http://t-katsura.sakura.ne.jp/sblo_files/t-katsurablog/image/08.8.8-1.jpg

ポロブレザーコーデ

photo by http://kurumani.com/wp-content/uploads/2013/01/fashion37.jpg

 

ジャケットは。肩パッドは厚くなればなるほど、フォーマル感が高くなるのです。肩パッドの厚いジャケットは着ると、そのフォーマル度の高さゆえにどうしても「スーツの上だけ着ている感」が出てしまう。

 

ブロークンスーツをするためには「肩パッドの薄いジャケット」のスーツを選ぶのが1つ目のポイント。

 

もう一つのポイントは着丈。長くてもお尻の半分隠れるくらいの着丈にすること。

 

身体を美しく見せる全身のシルエットバランスの基本は3つ。

Aライン(上が細く、下が太い)

Iライン(上が細く、下も細い)

Yライン(上が太く、下が細い)

この3種類の共通点は、上半身と下半身でシルエットを区切っているところ。ジャケットの着丈が長いと上半身のシルエットと下半身のシルエットが重なってしまい、シルエットが(特にA・Yライン)作りにくくなってしまう。

 

つまりジャケットの着丈が長いと合わせるパンツのシルエットが限定されてしまってコーディネートしにくいのです。

 

ビジネス感が弱い柄を選ぶのもコツ

ビジネススーツの定番柄と言えば「ストライプ」。「ビジネス」=「ストライプ」のイメージはスーツの生みの親である英国貴族が「公務」で、のちにアメリカのエリートサラリーマンが「ビジネス」でストライプ柄を着用したのが起源。

 

ストライプ=ビジネスのイメージは、英国貴族~アメリカのエリートビジネスマンが100年かけて作ったイメージ、簡単には覆らないのです。だからストライプ柄のスーツは、上下バラしてもどうしても「スーツの上(もしくは下)を着てる感」がどうしても出てしまう。

 

単品のジャケットやスラックスに無地やチェック柄が多いのはそのため。ブロークンスーツをするためには「無地」か「チェック柄」を選ぶのが得策なのです。

 

「無地」か「チェック」となると、ほとんどの人が「無地」を選ぶはず。「チェック柄」のスーツが許容される職場はとても少ないのです。

 

となると「無地のスーツなんてつまらない」という人もいるでしょう。

 

そんな人におすすめなのが「ピンヘッド」柄。

スリーピースのおすすめ生地

photo by http://okakeiichi.com/wp-content/uploads/2014/01/20140115005.jpg

ピンヘッドとはその名の通り、ピンの頭でつついた様な細かい柄のスーツ生地の事。遠目で見ると「無地」に見える為、ブロークンスーツがしやすい。近くで見るとほんのり柄のニュアンスを感じる為、無地よりも遊び心を感じさせる表情を持っています。

 

春物のスーツは、2月に買っても5月になるともうクールビズ。5月にまたクールビズ用のジャケットやらスラックスを買うのは、懐の痛い話。ブロークンスーツが出来るスーツを2月に買っておけば、5月以降のクールビズの出費を賢くしかもオシャレに抑えられるのです。

 

「ブロークンスーツが出来るのか?」それ念頭に入れながら、春物スーツを選ぶのが賢い買い物術なのです。

 

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