ヴィンテージネクタイって何?2018春夏スーツの着こなし解説

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クラブタイは20818年もトレンド

現役販売員の鶴田です。

 

ヴィンテージネクタイって知っていますか?

 

古い年代物のネクタイ?...決して間違いではありませんが、ただ単に古いネクタイの事ではありません。

 

実はヴィンテージタイはトレンドアイテム。そんなヴィンテージタイの解説、ヴィンテージタイを使ったトレンドコーディネート術を指南するのが今回の記事です。着こなしに鮮度が欲しい人・「オシャレだね」と言われたい人、必見ですよ。

 

ヴィンテージタイって何?

ヴィンテージタイとは、老舗のネクタイメーカー(主に欧米のブランド)の過去の作品(アーカイブ)を掘り起こして現代的、もしくは当時をそのまま再現したネクタイの事。

 

つまり現代において廃れてしまった古典的な柄を復刻させた、ヴィンテージ風ネクタイの事。

 

この「現代において廃れてしまった柄の復刻」というのがミソ。

 

ダークスーツに白か青のシャツ、地味な色目の無難な柄のネクタイというシンプルな着こなしが主流になって10年以上。みんなが着ているから「シンプルな着こなし」の価値が下がり始め、地味に映るようになってくる。その反面、足し算的な「装飾性」のある着こなしが新鮮かつオシャレに感じるようになりつつあるのが現代のオシャレの価値観。

 

服を買う時「シンプルなものはもう持っているんだよな~。ちょっと変わったものないかな~。」って思っていませんか?それが、今のあなたのオシャレに対する価値観。案外自分の思っている事って皆同じことを思っているもんです。要はみんな、そんな気分なわけです。

 

みんなの気分が「装飾性」に傾ているから、「装飾性」がトレンドキーワードになる。だから「現代において廃れてしまった柄の復刻=珍しい柄」をしたヴィンテージタイは着こなしに「装飾性」をもたらし、トレンド感のあるコーディネートを可能にするのです。

 

※装飾性トレンドについては、「2017年秋冬トレンド解説」「英国調って何」「2018年春夏トレンド解説」の3記事を読んでいただければ完全に理解できます。ぜひご覧ください。

 

 

ヴィンテージタイってどんなの?

「じゃあ具体的にヴィンテージタイってどんな見た目なの?」

 

ファッションとは「引用と編集」です。今の時代の価値観に合った元ネタをファッション史から「引用」して、今の時代の価値観に合うように「編集」するのがファッション。

 

今の「装飾性」にオシャレさを見出す価値観に合うネクタイの元ネタは、「アメリカスタイル」

 

「なんでアメリカなの...。?」

 

スーツの元ネタの宝庫は「英国」・「イタリア」・「アメリカ」の3国。ネクタイにおいて「英国」と「イタリア」モチーフのアイテムは飽和傾向。だから次の新鮮さの矛先が「アメリカ」なのです。

 

例えばアメリカのエリート大学出身者が出身校の「校旗」をモチーフにして着用したネクタイである「クラブタイ」とも呼ばれるストライプのネクタイ。

クラブタイは20818年もトレンド

photo by http://cdn-cms.beams.co.jp/cdn/cms/blog/7403/body_YOFk8D.jpg

 

結構派手な色遣いじゃないですか?だから「装飾性」がキーワードの現代にはピッタリの「元ネタ」なんです。

 

もしくはアメリカの80年代のヴィンテージをアレンジしたネクタイもトレンド。80年代と言えば、日本はそのころ「バブル」。バブルと言えばこんな着こなし。

バブル時代のスーツの着こなし

photo by http://www.youbaokang.com/odai/2149700303492033601/2/

 

大きい「肩パッド」に「派手な柄」...まさに「装飾性」。こんなファッションが日本だけでなく世界的にも主流だったのが当時。例えばアメリカではこんな感じ。

80年代スーツ

photo by https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e2-bd/syouchanbou/folder/373915/21/69660221/img_1_m?1505642353

 

こっちもネクタイ派手でしょ?こちらも現代の「装飾性」トレンドの元ネタにぴったり。それを現代的に少しだけネクタイ幅を細く復刻するとこんな感じ。

2018年トレンドネクタイ

photo by https://ameblo.jp/beams-class/entry-12299468192.html

 

その名の通り小さな紋章柄である小紋柄・ペイズリー(勾玉模様)柄を大振りに配置しているのが80年代アメリカンヴィンテージネクタイの特徴。

 

ちなみにネクタイの柄の作り方は「生地を織ることで作るジャガー柄」「生地に柄をプリントするプリント柄」の二つがあります。トレンドなのは小紋柄やペイズリーの場合、プリント柄のほうが主流。プリント柄の方がジャガードよりもより細かい柄の表現が出来るので「高い装飾性」を獲得できるのです。

 

ヴィンテージタイのコーディネート術

ヴィンテージネクタイのコーディネート術もキーワードは「装飾性」。

 

スーツ・ネクタイ・シャツの内、柄物が1つだけだと「装飾性」というにはちょっと物足りない。スーツ・ネクタイ・シャツの内、2アイテムは柄物にしたほうが「装飾性」を得られつつコーディネートもしやすい。

 

柄×柄のコーディネートのコツは、「同じ柄は、柄の大きさ(間隔)を変える」「違う柄は、柄の大きさ(間隔)を揃える」事。

 

例えばヴィンテージクラブタイ。クラブタイは太めのストライプ。ストライプシャツと合わすなら、「同じ柄だから、柄の大きさを変える」。細めのストライプシャツと合わせるとメリハリがつき「立体感」が生まれる。※統一感・立体感・高級感の「3つの感」はスーツファッションの必須要素。未見の方はこちらの記事をご覧ください。

ストライプオンストライプ

photo by https://www.tundra-online.com/blog/wp-content/uploads/2015/10/02a-2.jpg

 

80年代ヴィンテージネクタイの場合。80年代ヴィンテージネクタイのほとんどが大柄の小紋柄やペーズリー柄。ストライプシャツと合わす場合は「違う柄だから、柄の大きさを揃える」。太めの幅のストライプシャツと合わせると、大柄のネクタイと「柄の大きさが揃い」統一感が生まれます。

2018年トレンドネクタイ

photo by https://ameblo.jp/beams-class/entry-12299468192.html

 

「仕事柄、あんまり派手なのはちょっと...」

 

そんな人には「無地のタブカラーシャツ」がおすすめ。

さりげなくオシャレに見えるシャツ

photo by https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%BF%E3%83%96%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%84&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj49-X348LYAhULyLwKHV4aAc0Q_AUICigB#imgrc=RotmSaN47DBuiM:

 

タブカラーとは、襟と襟の間に小さなタブがあり、このタブでネクタイを立体的に持ち上げるディティール。ネクタイをタブで持ち上げることで無地のシャツでも首元にさりげなく「装飾性」を加えることが出来るのです。

さりげなくオシャレに見えるシャツ

photo by http://blog.suit-select.jp/data/original/0/114/2cc7c019bb80428aceea61faacd3230f8fb67c26.jpg?1418518872

 

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