チェックのネクタイなんて選ぶもんじゃありませんよという話

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チェックタイ

現役スーツ販売員の鶴田です。

 

ビジネスにおけるドレスコードは厳しいもの。具体的にドレスコードが設定されなくても、「上司や取引先に目を付けられないように...」とスーツのチョイスは手堅いものに自主規制しがち。

 

そんな中、唯一思い切ったチョイスをしやすいのがネクタイ。スーツと比べて自由度が高いが故に微妙なチョイスをして、あとで後悔...なんていう経験、誰しも思い当たる節があるはず。

 

今回はオシャレのNGアイテムシリーズ~ネクタイ編~。スーツと比べても圧倒的に選択肢の多いネクタイ。せっかくお金や選ぶ時間、限られたリソースを無駄にしないネクタイの柄の選び方を解説します。

 

チェックのネクタイはかっちょよく見える

ネクタイの王道柄は、ストライプやドット。

ラベンダータイ

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ドットタイ

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社会人生活に慣れてきたり、ある程度種類がそろってくると王道柄は飽きてくる。

 

かといって無地は地味な気がするし...渋い柄はまだ年齢的に早い気がする。そんなときに琴線に触れるのがチェック柄のネクタイ。

チェックタイ

photo by http://blog.uktsc.com/data/original/0/1/lXq3ug5Uu9.jpg?1310980154

ドットやストライプを見慣れた目にはすごく新鮮に映るチェック柄。地味な無地や渋い柄と違って適度に若々しく見栄えする。

 

「コレ、かっちょいい~♪ 持ってるスーツと色も合いそう!」と思わず手に取り、お買い上げ...チェック柄を買う時の流れはこんな感じ。

 

オシャレの基本はコーディネートありき。これを着てれば何を合わせてもオシャレ...なんていう洋服は存在しません。コーディネート論においてもチェック柄のネクタイは本当にオシャレなのか?それを解説するのが本記事。

 

ビジネススーツの基本はダークスーツ

ダークスーツとは黒・グレー・ネイビーからなる暗い色合いのスーツの事。どんなに色が暗くても茶色やカーキのスーツはダークスーツとは呼びません。あなたの持っているスーツもほとんどダークスーツなのでは?

 

ダークスーツのルーツは英国貴族が都市で仕事をするために生まれたスーツ。仕事用のスーツ...今では当たり前に聞こえますが当時、英国では年がら年中スーツ。いつもスーツの分、式典などのフォーマル仕様、都市で仕事をするためのタウン仕様、田舎で休日を過ごすカントリー仕様とスーツを着分けていました。

 

大人が真面目モードになる時のスーツがダークスーツ。それに対してチェック柄はカントリー仕様のスーツやコーディネートに用いられた柄。リラックスしてくつろいだり、レジャーを楽しむときに着たのがチェック柄。

 

大人のオシャレの秘伝は「リッチでマッチョでスマートな男性像」を表現すること。スマートな男性像を表現するのが統一感。同じルーツを持つアイテムを集積することでイメージが統一され、知的な男性像を表現できます。

 

真面目なダークスーツにスポーティーなチェックタイは不釣り合い。異なる雰囲気を持ったアイテムを合わすと統一感がない未完成なコーディネートになる未完成=未成熟、どうしても子供っぽい印象になるのです。

チェックタイNGコーデ

photo by http://blog.uktsc.com/data/original/0/10/IR1kA0bZ1i.JPG?1310482551

ブラックスーツにチェックタイ。真面目テイスト×遊びテイストの組み合わせ。悪くはないけど、なんとな~くペーペー感が漂ってません?

 

サラリーマンの手持ちのスーツの大半を占めるのがダークスーツ。シリアスな出自を持つダークスーツとリラックス・スポーティーな出自を持つチェックタイは統一感が作れず親和性が低い。手持ちのスーツがダークスーツばっかり...なんていう方は下手にチェックタイに手を出すもんじゃありません。

 

チェックタイをオシャレに着こなすためには

ダークスーツと親和性が低いチェックタイ。じゃあNGアイテムか...というとそんなことはありません。

 

洋服の歴史を紐解き、文脈を正しく解釈して着こなせば立派なオシャレアイテムになるのがチェックタイ。前述のとおりチェックタイは英国紳士が田舎でレジャーやスポーツ楽しむための着こなしに用いられたアイテム。

 

チェックタイと同じく、カントリーやスポーツをルーツに持つアイテム同士で合わせると統一感が生まれ、知的な男性像を表現できます。

 

例えばネイビーブレザーにグレースラックスの着こなしにチェックタイを合わせる。ネイビーブレザーとグレースラックスは主に名門大学のスポーツクラブのオフィシャルウェアを出自に持つコーディネート。その名残で現代においてもサッカーのナショナルチームやオリンピックの各国代表がブレザースタイルをオフィシャルウェアにしています。

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チェックタイもネイビーブレザーもどちらもスポーツをルーツに持つアイテム。同じルーツを持つが故に統一感を作り出すことが出来る。

チェックタイネイビーブレザー

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チェックタイのコーディネートの好例をもう一つ。暗いトーンならシリアスな雰囲気を持つが故にスポーティーなチェックタイと調和しないのがダークスーツ。グレーやネイビーでも色のトーンを上げるとダークスーツ特有のシリアスさが緩和される。ダークスーツと呼ばれるのはグレーや紺の中でも暗い色目だけ。

 

グレー・紺でもその色目が明るくなると、ダークスーツの枠から外れ少し砕けた印象になる。明るい色目で砕けた印象のグレー・ネイビースーツは同じく砕けた印象を持つチェックタイとの間に統一感を生む。

グレースーツ+チェックタイ

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スーツの柄はストライプを避けたほうが賢明。ストライプは英国紳士が都市で仕事をするためのタウンスーツに用いれらた柄。せっかく色目を明るくして砕けた印象にしたのに、ストライプ柄を選ぶことでまたシリアスさが増してしまう。シリアスさが増すとスポーティーなチェックタイと調和しない。

 

職場環境によりますが、柄物スーツに合わすならチェック柄がおすすめ。チェックのスーツを選ぶとスポーティーな雰囲気が強まりチェックタイとの統一感はさらに強まります。

チェックオンチェック

photo by https://i1.wp.com/www.tundra-online.com/blog/wp-content/uploads/2015/10/05b_check-tie.jpg?resize=500%2C500&ssl=1

画像のような目立たないチェックなら「コレなら、うちの職場でもいけるかも...」という人もいるのでは?

 

今回はここまで。

 

「新鮮で合わせやすい柄のネクタイが欲しい」・「チェックタイ欲しいけど、いっぱいありすぎて決められない」なんていう方は無料メール相談してるのでページ下部からお気軽にご連絡ください。

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