現役販売員の鶴田です。
夏は、Tシャツより半袖ニットを着たほう、大人っぽくてオシャレ。わずか1900円で手に入る半袖ニットで、簡単にオシャレになれます。
夏はTシャツばかりの方必見!
目次
ニットは「高級版Tシャツ」だから、大人っぽい
大昔にヨーロッパで、ニットを大量生産するために生産工程を簡略化した「廉価版ニット」的な歴史を持つのがTシャツ。言い方を変えれば、ニットは「高級版Tシャツ」なんです。
子供と比べて、大人のほうがお金を持っていますからね。高級感があったほうが大人っぽく見えるんです。
日本人は、西洋人と比べると童顔で幼児体系的な胴長短足体型。素の体が子供っぽいから、着こなしやアイテム単位で大人っぽく見せるのが「オシャレ」への近道なんです。
ニットが大人っぽく見える理由①適度な生地の厚さ=肉感
Tシャツとニットを並べると、Tシャツに比べてニットは適度に肉感があるのが特徴の一つ。
よく粗悪な服のことを「素材がペラペラ」なんて言いますが、ニットはTシャツよりも肉感がある。ペラペラじゃないからニットは「高級に」も見えるんです。
しかも、薄手素材のTシャツは、体のラインを強調しやすい。筋骨隆々な体型なら、それでも問題ありませんが...。
薄手のTシャツを着ると、
- ポッチャリ体型の人は、ムチムチ感が出てしまい
- 華奢な体型の人は、体の線を強調して、ガリガリ感が出てしまいやすい
こんなデメリットがあるのです。
ニットの場合は、適度に肉感がある素材なので、体の線を拾うことなく、体型カバーをしてくれるのです。
ニットが大人っぽく見える理由②肉感があるのに艶がある
輝きが強い宝石の方が、高級であるように、洋服の「艶」が強いほうが高級感を感じます。
Tシャツの場合、生地に肉感を出そうとすると、太い糸を使って、生地の目も粗くなり、艶感がなくなってしまます。
ニットの場合、細い糸が使われることが多いので、生地に肉感を出しても、艶が損なわれることはありません。

生地の肉感と艶感を、両立できるのがニットなのです。
ニットは襟が付いていないから、休日に最適
「大人っぽく」となると襟が付いた服のほうがきちんと見えて大人っぽく見えるわけなんですが...。
襟があると今度は「仕事っぽく」なりやすい。それに「仕事でシャツを着ているから、休みの日くらい襟無しを着たい」という気持ちもあるでしょう。
襟がないから休日っぽくて、肉感と艶があり、高級感を感じさせて、大人に見えるのがニットなのです。
Tシャツやスウェットを着るよりもニットを着たほうが、カジュアル感はそのままに、手っ取り早く大人っぽい雰囲気を作ってくれます。
夏も着れるニットの条件
「でも、夏にニットは暑くて着れないよ...」
今から書く条件を満たしていれば、「ニットは防寒具」っていうイメージに反して、夏も着れちゃいます。
夏も着れる半袖ニットの条件は
- 薄手の綿or麻素材
- 素肌に着ても透けない
- 自宅で洗える
この3つ。
条件①薄手の綿or麻素材の半袖
厚手だと当然暑いし、ウールのような保温性のある素材だとどんなに薄手でも暑い。冷感性の高いウールなんかもありますけどね...。
なので通気性や吸水性の高いコットンや麻の薄手素材がおすすめなわけです。
そして、通気性を高くするなら、半袖がベスト。素材が極薄であれば、長袖を巻くって夏も着る...なんていうのもありですね。
条件②素肌に着てもチクチクしない&透けない
どんなに通気性の良い素材を使っていても、素肌に着て透けるようなら、重ね着をしなければいけません。
重ね着をすれば、当然その分も暑くなってしまう。夏にニットを着るなら、素肌に1枚で着れるものが必須条件ですね。
条件③自宅で洗える
どんなに涼しい服でも、夏場を必ず汗を大量にかきます。
当然、服も皮脂に触れて汚れるわけで...。着るたびにクリーニングに出さないといけないような服だと、着るのも面倒になって、だんだん着なくなってしまうものです。
汚れたら、自宅の洗濯機で気軽に洗えるのが、夏場の洋服に求められるポイントです。
ユニクロの「ウォッシャブルクルーネックセーター(半袖)」は夏も着れる良品ニット
数年前なら、半袖ニットなんて1~2万払わなきゃ買えないアイテムだったんですが...。
ユニクロではなんと1990円!!しかも値段からは想像できない圧倒的なクオリティ。
「ウォッシャブルクルーネックセーター(半袖)」
photo by http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/405139-09
このニット、「夏も着れる半袖ニット」の3つの条件
- 薄手の綿or麻素材の半袖→このニットは綿素材
- 素肌に着ても透けない
- 自宅で洗える
を全部クリア。
しかもナイロンを混紡してあるから、洗ってもシワになりにくい。
「化繊が入っていると肌触りが心配」
僕はニットのチクチク感が苦手で大学生になるまでニットを着たことがなかったんですが...このニット全く問題なし。「ちょっと生地しっかり目のTシャツ」くらいの肌触りですよ。
しかも、しかも、このニットに使われているのはスーピマコットン。
高級コットンの一つで、品種改良して栽培されたものが、繊維の長い「超長繊維綿花」のピマ・コットンです。
コットンは繊維長(せんいちょう)が長いものほど高級とされ、アメリカ産で最高級の品質を誇るのがピマ・コットンで、「スーピマ」は高級ピーマ(Superior Pima)の略語です。
特徴は、絹のような光沢と、細くて長く(繊維長3~4㎝)、ソフトでしなやかな風合いをもっています。
「スーピマ」は、米国のスーピマ協会の商標で、米国産ピマ・コットンを100%使った製品にのみに付けられています。
text by http://www.fastretailing.com/jp/glossary/371.html
上質なコットンを使っているから「艶」があるのがこのニットの特徴。「艶」は「肉感」と並んで「高級感」を感じさせてくれる要素です。
Tシャツよりも「肉感」があることで「高級感」を感じさせてくれるが「艶感」でさらに高級=大人っぽく見せてくれるんですね。
こんなニットが1990円なんて良い時代なんでしょう。
実は2種類ある「ウォッシャブルクルーネックセーター(半袖)」。どっちがおすすめ?
実はユニクロの「ウォッシャブルクルーネックセーター(半袖)」。
お見せで見比べてみると分かりますが...2種類あるんですね。
こっちは、「ウォッシャブルクルーネックセーター(半袖)」。
で、こっちは「ウォッシャブルクルーネックセーター(リップル・半袖)」。
違いが分かりますか?
「ウォッシャブルクルーネックセーター(半袖)」は
- ラグランと言って袖と見ごろのつなぎ目が斜め
- 素材はTシャツのようななめらかでキメの細かい質感
それに対して「ウォッシャブルクルーネックセーター(リップル・半袖)」
- 「セットインスリーブ」と言って袖と見ごろの縫い目が垂直。(僕たちの身の回りの服は大抵こっち)
- ワッフルのような凸凹感のある生地の表情
が大きな違いですね。
「お好みで選んでね!」と言われても悩んでしまうのが、人間というものです。
なので、どんな人にどっちがおすすめかというと...。
「ウォッシャブルクルーネックセーター(半袖)」は「ゆったり着たい人」におすすめ。
ラグランはどんなに大きく着ても、肩の線が落ちないのでだらしなく見えません。しかも生地が柔らかいため、ゆったり着ても生地が横に広がることなく体に沿って縦に落ちてくれる。
つまり、ゆったり着てもだらしなく見えない・太って見えないのが上のニットなんですね。
だから、ゆったり着たい人におすすめ。
「ウォッシャブルクルーネックセーター(リップル・半袖)」は「細身で着たい人」におすすめ。
凸凹してハリのある生地は細く着ても、体の肉感を拾わないのでムチムチして見えません。「セットインスリーブ」は縦に体の線を分断して見せるので、「ラグラン」よりも体を細く見せてくれます。
細く見えるし、細く着てもムチムチしないから「細身で着たい人」におすすめなんですね。
ぜひお店で二つの半袖ニット&Tシャツを着比べてみてください。
「Tシャツよりも大人っぽい!」
「こんな小さな違いで、こんなに違うんだ!」
と感じること間違いなしですよ。
今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございます。
3 Replies to “ユニクロのウォッシャブルクルーネックセーター(半袖)は、夏のオシャレを大人っぽくする名作トップス”
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