無印のカーディガンを比べて分かるボタンの重要性を解説

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無印ヤクウールカーディガン

現役販売員の鶴田です。

 

洋服を見るとき、買うとき、何を重要視しますか?色・柄・素材・デザイン...そんなところではないでしょうか?

 

もちろんそれはそれで重要要素。

 

普段は気にも留めないけど、ちょっとした違いで洋服の格が下がったり、上がったりする要素。実はボタンがそんな重要な役割をしています。

 

ボタン一つで洋服の格が激変する、今回はそんなお話です。

 

ボタンの重要性を無印のカーディガンで実感しよう

無印のカーディガンの2品を比べるとボタンの重要性を実感できるます。

 

「ウールシルク洗えるポケット付きVネックカーディガン 4990円」

無印ウールシルクカーディガン

photo by https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738790532?searchno=5#&gid=1&pid=2

 

「ヤクウールカーディガン 5990円」

無印ヤクウールカーディガン

photo by https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738787693?searchno=1#&gid=1&pid=2

 

この二つ価格差はわずか1000円。その割には、やけにヤクウールカーディガンのほうが高~く見えませんか?

 

「デザインも色もほとんど一緒だし...素材の違いでしょ?」と思う方もいるでしょう。

 

4990円のカーディガンはウール素材に高級素材の代表格であるシルクを混紡した素材。5990円はカーディガンはカシミヤのような柔らかさと防寒力を持つヤク(牛の一種)の毛にウールを混紡したもの。どちらも高級素材にウールを混紡している素材。実は素材のクオリティにはそこまで大差がないのです。

 

素材、デザイン、色も大差ないのにヤクウールのほうが見た目も価格も高い理由。それはボタンの違い。

 

2品の画像のボタン部分を拡大して比べてみてください。シルクウールのカーディガンのほうが、かなり安っぽいボタンなのに気づくはず。どこの無印でも扱っているアイテムなので実際に見比べると差は明らか。

 

大人のオシャレに必要なのは、「リッチでマッチョでスマートな男性像」を表現すること。詳しくはこちらの過去記事を。オシャレの原理・原則をたった5分で読める内容にまとめています。→初めてこのブログに来た方へ。オシャレの必須3要素とは?

 

社会的地位を感じさせるリッチな男性像を作り出すのが高級感。手っ取り早い高級感の作り方は艶のある素材を選ぶこと。服に限らず、宝石も車もツヤツヤピカピカしていると高そうに見えるものです。ボタンも同様。

 

シルクウールのカーディガンは「ザ・プラスチック」のマットな質感で安っぽい。しかもヤクウールと比べてボタン自体が大きいため、安っぽさに拍車がかかる。

 

それに比べてヤクウールのカーディガンのボタンは艶やか。素材はプラスチックですが、高級ボタンの代表格の貝ボタンを模した黒光りする質感。しかも小振りで品が良い。

 

ボタンが変わればアイテム名が変わる

なんて話をしても「たかがボタンでそんなに変わるかよ」と信じきれないという方もいるでしょう。

 

そんな方でもボタンの違いが大きな違いを生むことを実感しやすい好例がこちら。

ユニクロブレザー

photo by http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402987-69

紺無地のジャケットにメタルボタン。これは「ブレザー」。同じく紺無地でもボタンが地味なボタンになれば...。

guテーラードジャケット

photo by http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/289747

その名称は「テーラードジャケット」に様変わり。ボタン一つでアイテムの印象は一変する、それくらいボタンの違いは大きな違いを生むのです。

 

上質な素材を使っていても、ボタンがチープなら全体の印象もチープになる。ユニクロなどファストファッションの服が上質素材を使っていると謳う割に安っぽく見えるのはそのため。逆に上質なボタンに付け替えればファストファッションもブランド品に大変身なんていうことも可能。

 

...とはいえ、せっかくファストファッションで賢く安く手に入れた良品。替えボタンを用意したり付け替えたりするために、時間やお金をさらに費やすのはなんだかもったいない。本末転倒な気もするのは私だけではないはず。

 

選ぶ機会があればボタンにもこだわってみようよ...というのが今回の趣旨

 

例えば今回のカーディガン。似たようなクオリティがあれば、単純思考で安いほうを選ぶ...のではなくボタンにこだわってみる。価格差が大きければ、ボタンの付け替え前提で安いほうを選ぶのも一つ。

 

例えばオーダースーツ。高級素材のボタンに変更できるなら、2~3000円の有料オプションに投資する。その2~3000円でオーダーの仕上がりに価格以上の差が生まれることもあるのです。

 

付属品は洋服の審美眼を惑わす

洋服のクオリティを左右する付属品はボタンに及びません。財布やバッグのジップ、ジャケットの裏地はもちろんの事。

 

意外なところだとお店で洋服が掛かっているハンガーや値段諸々が書いてあるタグ。服は高級になればなるほど、ハンガーは太く立体的かつ重厚なものに、ファストファッションなら細く華奢なハンガーに。高級ブランドはタグも上質な紙が使われスタイリッシュに、ファストファッションになると紙質はチープに。

 

厚いハンガーにかかってスタイリッシュなタグが付いていると高級に。華奢なハンガーにペラペラのタグが付いているとどうしても安っぽく見えるものです。

 

逆にタグを隠して、重厚な厚いハンガーにかければファストファッションでも高級品に見間違える逸品もあります。逆に高級ブランドでもタグを隠し、細いプラスチックのハンガーにかければどう見ても安物の粗悪品だってあるのです。

 

タグやハンガーは実際に着るときは外してしまうもの。お店の作りこまれた高級な雰囲気に呑まれ粗悪品に手を出さない為に。チープな店内でも良品を見つける為に、ハンガーから洋服は外して、タグを隠して眺めてみる。

 

試着の時も同様。タグがプラプラした状態ではどうしてもタグの雰囲気に引っ張られてしまうものです。タグを隠して、余計な情報はシャットアウトする。

 

こんなちょっとしたことで、服の審美眼を磨き無駄な買い物を防ぐことが出来るのです。

 

 

話は戻りますが先ほどのヤクウールカーディガン。なかなかの良品です。

無印ヤクウールカーディガン

photo by https://www.muji.net/store/cmdty/detail/4549738787693?searchno=1#&gid=1&pid=2

混紡率50%ですがヤクの毛はカシミヤと比較されるだけあって、柔らかく暖かい。しかも残りの50%もメリノウール。

 

メリノっていうのは羊の品種。羊の中でもメリノ種は繊維が細く柔らかい、艶もあり高級感を感じさせ大人のオシャレにはうってつけ。

 

わずかにちりめん状の表面感も、ラグランになっている袖作りもシンプルながらちょっとしたヒネリを感じさせる。そんなひねりが「シンプル」を身上としたイタリアンクラシコやノームコアのトレンドが落着き、「脱シンプル」にオシャレさを感じる今の時代感にぴったり。

 

スーツは細身全盛の今の時代。細身のスーツの下にカーディガンを着ると脇や袖周りが窮屈になってしまうもの。このカーディガンは脇から袖にかけて細く作られている作り。そのおかげでスーツの下に着ても窮屈さを感じず、ウォームビズに使いやすいのがうれしいところ。袖口が細いあまりに、袖まくりしにくいのが難点ですがシルエットの良さと値段を考えれば十分合格点。

 

家庭洗濯できるので、子育て世代が仕事でも休日でも着る...そんなところも二児の父の私としてはうれしいところ。

 

私は現役販売員ゆえに基本的に自社商品の購入がほとんど。社割も効きますし。他社商品にまで手を出すとなると、家庭を持つ身としては正直財布が厳しい。そんな中でも「コレは」と思い購入した逸品を時々紹介するのが当サイト。だから価格が安いファストファッションが中心。

 

服にそんなにお金を使えいない...世のお父さんたちの生活の知恵に当サイトがお役に立てれば幸いです(笑)

 

今回はここまで。無料メール相談やっています。ファッションに関する相談はもちろん、ブログ記事のリクエスト・感想なども受け付けていますのでお気軽にページ下部からメールください。

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