現役販売員の鶴田です。
ユニクロのシャツの中からオンオフ兼用できる名品を解説。オンオフ兼用のシャツがわずか1900円で手に入ってしまいます。
オシャレにお金をかけれない人必見です。
目次
「エクストラファインコットンブロードシャツ」がオンオフ兼用に最適な4つのポイント
「シャツ位、オンオフ兼用出来たら、節約できるのに...」。そんな風に思ったことはありませんか?
とはいえ、仕事用のシャツをカジュアルで着ると、違和感を感じることも多いものです。
オンオフ兼用できるシャツの条件は、襟・着丈・素材の3つにあります。
この3つの条件を、ユニクロの「エクストラファインコットンブロードシャツ(ボタンダウン・長袖)」は、全部クリアしているのです。

理由①襟はネクタイが出来るギリギリの高さ
襟は
- 高ければ、高いほうがフォーマルな印象
- 低ければ低いほど、カジュアルな印象
になります。
シャツよりも、ポロシャツがカジュアルに見えるのは、シャツよりも襟が低いから。
普通のセーターよりも、タートルネックの方がきちんと見えるのは、襟が高いからなんです。
シャツの場合、襟が高すぎると、フォーマルな印象が強くてカジュアルでは使えません。

襟が低すぎると、ネクタイを巻いたときに収まりが悪く、ビジネスでは使いにくい。
「エクストラファインコットンブロードシャツ」は、襟が低めながら、ネクタイを巻けるギリギリの高さをキープしていてオンオフ兼用しやすいのです。

ちなみに、襟が低いシャツは、カジュアルで着るときも、画像向かって左側のようにボタンを全部留めてもオシャレです。

詳しくは、シャツの胸ボタンは何個まで開けていいの?開けるなら〇個まで!TPOによって使い分けようで解説しています。同じシャツでも、何個胸のボタンを開けるかで、印象が激変するのがわかりますよ。
理由②柔らかい襟がカジュアルでも兼用できる
服は
- 襟がある方が、フォーマル
- 襟がないほうが、カジュアル
に見えます。
ポロシャツよりも、Tシャツの方がきちんと見えるのはそのため。
で、襟の存在感を強調するのが、「襟の硬さ」です。
襟がペラペラのポロシャツよりも、襟に硬さのあるドレスシャツ(=ポロシャツ)の方がきちんと見える理由は、そんなところにあります。
襟の主張が強くなるから、襟が硬い>襟が柔らかいでフォーマルなのです。
ドレスシャツの襟に、「カラーキーパー」という、プラスチックの板が入っているのも、襟に硬さを出してフォーマルに見せるためです。

そんなことを踏まえて、「エクストラファインコットンブロードシャツ」の襟を触ってみると、非常に柔らかい。襟にはカラーキーパーも入っていません。
似たような素材を使った、ビジネス用シャツである「ファインクロスブロードシャツ(レギュラーカラー・長袖)」と襟を触り比べてみると、その違いに驚くはず。

「エクストラファインコットンブロードシャツ」は
- ネクタイが巻ける、襟の高さだからビジネスでも使える
- ドレスシャツよりも、やわらかい襟の作りだからカジュアルでも使える
だから、オンオフ兼用できるアイテムなのです。
理由③ノンアイロンじゃないけど...オンオフ兼用なら、実はメリット
「エクストラファインコットンブロードシャツ」は、ノンアイロンシャツではありません。洗うと、どうしてもシワがついてしまいます。
「ちぇっ!手入れがめんどくさいな」
でも、ノンアイロンではないほうが、オンオフ兼用しやすいのです。
洋服は
- シワがないほうが、フォーマル
- シワがるほうが、カジュアル
な傾向にあります。
そのため、フォーマルなアイテムであるスーツにはシワは許されません。逆に、ジーンズのシワは、「ビンテージ感」・「エイジング」などと、ポジティブに見られます。
だから、同じシャツでも
- アイロンをかけてフォーマル感を
- 洗いざらしのシワのある状態でカジュアル感を
と、シワのありなしで、オンオフ兼用できるのです。
このシワのありなしでの、使い分けが「ノンアイロンシャツ」になってしまうと出来なくなってしまいます。
同じシャツをオンオフ兼用する場合は、「ノンアイロンシャツ」ではないほうが、兼用しやすいのです。
理由④パンツにイン&アウトが出来る絶妙な着丈
ビジネスでは、シャツをパンツにインするのが当たり前ですよね?
それに対して、カジュアルシーンでは、シャツをパンツアウトする人も多いはず。

仕事専用のシャツは、シャツがパンツから出てこないように長めに作られています。カジュアル用のシャツは、パンツから出した時にバランスが良いように、短めに作られている。
仕事用のシャツを、カジュアルで使うと、パンツアウトした時に、長すぎてバランスが悪い。
カジュアル用のシャツを、ビジネスで使うと、パンツインした時に、短くてすぐにパンツからシャツが出てします。
「エクストラファインコットンブロードシャツ」が、パンツインするのに十分かつ、パンツアウトしても長くなりすぎない絶妙なバランスなんですね。

これは、実際に試着してみたほうが早い。パンツアウトしてもバランスがよく、パンツインしても裾が出にくい長さなのを実感できるはず。
薄手だから、長袖でも夏に着れる
「オススメなのは、わかったけど、長袖だと夏着れねーじゃん」
実は、このシャツ。触ってみるとわかりますが、比較的薄手。生地の厚さは、半袖のシャツと大差ありません。
寒い分には、生地が薄手でも重ね着すればいい話。で、夏はというと...こんな風に肘が覗く位まで、袖を巻くってあげると、着心地は半袖シャツと一緒。

実は、画像のようにオシャレに袖をまくる方法には、ちょっとしたコツがありまして...。それは次回以降に解説しますね。
今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございました。
6 Replies to “ユニクロ「エクストラファインコットンブロードシャツ」レビュー。襟の高さ・硬さがオンオフ兼用に最適”
コメントは受け付けていません。