手もちのシャツをオシャレに着こなす方法【シャツの着方解説】

現役販売員の鶴田です。

シャツはTシャツと比べて、ユトリのあるサイジングの分、風通しが良いのが特徴です。 

シャツって基本ストレッチしないですからね。ストレッチ性のあるカットソー素材と比べると、どうしても緩く作らないと動きにくいわけです。

風通しがいい故に、夏場に重宝するのが「シャツ」。 

クールビズでも「シャツ一枚」になることも多く、なにかとシャツが目立ってくるのが、夏。

着る機会が多いゆえに、数も必要。

数が必要だからこそ、手持ちのシャツを使ってオシャレな着こなしが出来るのなら、嬉しい…という人も多いでしょう。

今回は手持ちのシャツをオシャレに着る「シャツの着方講座」でございます。

 

上半身をたくましく見せる「袖まくり」

「おいおい、夏に長袖って……袖まくりしても暑苦しいでしょ」

なんていう声を挙げる人も多いですね。SNSだと親の敵のようにディスる人もいたり(^_^;)

確かに半袖と比べると、多少暑いかもしれません。

半袖を着ている人達と比べて、異様に暑そう・汗ダラダラなケースは、周りへの配慮として長袖は避けるべきですが…。

半袖を着用している人と比べて、大差なく振る舞えているのなら、別に目くじら立てて「夏に半袖なんて不自然だ!!」なんて言わなくてもいいんじゃないかな?と思います。

加えて、女性の礼服なんて顕著な例ですが、フォーマルウェアは、とにかく肌の露出を嫌います。

photo by https://ameblo.jp/rubyt/entry-12299030705.html

これはメンズファッションにも同じことが言えますね。

知らない人もいるかと思いますが、10年近く前だったら「仕事に半袖?けしからん」なんて時代があったのです。

袖捲りは、7分丈もしくは5分丈相当の袖丈になることがほとんど。半袖よりは肌の露出が抑えられる=フォーマル度が半袖よりも高いのです。

会う人や場所など、TPOによっては夏でも長袖もしくは袖捲り…という着こなしの引き出しを持っておいて損はないでしょう。

…と、前置きが長くなりましたが、袖まくりの着こなしにおけるメリットの話です。

ポイントは「袖の幅」。

袖をクルクル捲っていくと、腕にしめつけを感じるのがわかるはずです。

コレは、袖の幅が細くなっているという事。

袖が細いと対比で腕が太く見えます。

つまり腕の筋肉が発達して見えるのです。

画像を見比べてみると、半袖よりも袖まくりの方が腕の細さが目立たないのがわかるはず。

人間誰しも、たくましい上半身にスラリと長い足…という体型に憧れを持っていることでしょう。

そんな憧れの体型に近づけてくれる着こなしテクニックが「袖まくり」なのです。

逆に半袖のシャツって、袖の締付けなんて感じないでしょ?

つまり袖の幅にゆとりがある…ということ。

袖にゆとりがあると、袖の太さに対して、腕が細く見えて、上半身が華奢に見えてしまいます。

もちろん袖幅にゆとりがある分、通気性が高くなるので、涼しいのは半袖。

別にどっちが優れているという話ではなくて、
・少し暑いけど、体型がキレイに見える袖まくり
・華奢には見えるけど、涼しい半袖
のメリット・デメリット踏まえ、どっちを取るか……という話。

少なくとも、私は袖まくりでも夏場は問題なく過ごせるので体型がキレイに見える「袖まくり」を取ります。

そのほうが通年で同じシャツを着れますからね。「購入金額÷使った回数」で考えると袖まくりしたほうが、お金のかからないオシャレになる。

ファッションに絶対的な正解はありません。

究極の着こなしもなければ、究極の一着もない。

メリット・デメリットを踏まえて、「じゃあどっちにしようかな?」「そのケースだとこっちが正解かな?」とケースバイケースの答えを見つけるのがファッション。

そして「どちらのメリットを取るか?」の価値観にこそ、個性が宿るのです。

着こなしを大人っぽく見せる「ボタンナップ」

シャツのボタンを第一ボタンまで閉める着こなしを「ボタンナップ」といいます。

シャツはスーツスタイルの着こなしに近ければ、近いほど、フォーマルかつ大人っぽい印象になります。

スーツでネクタイをする時って、第一ボタンまで閉めますよね?

ボタンナップをすることで、シャツの着こなしがスーツスタイルに近づき、大人っぽい印象になるのです。

逆にスーツスタイルとは違う着こなしをすると、カジュアルな印象が強くなる…ということでもあります。

ケーススタディとしては、上のスウェットパンツにシャツの裾を出したコーディネート。

ここで首元のボタンまで開けてしまうと、かなりラフな印象になります。

こんな時にボタンナップをすると、着こなしがぐっと大人っぽくなるのです。

コツはオンオフ兼用もしくはカジュアル用のシャツをボタンナップすること。

ビジネス用のシャツは襟が高くボタンナップしてしまうと、ノータイの寂しさが強調されてしまいます。

カジュアル、もしくはオンオフ兼用のシャツは襟がワイシャツほど高くないので、ボタンナップしても首元の寂しさを感じさせません。

「じゃあどんなシャツを買えばいいの?」という方。

近々ボタンナップ向け、しかもオンオフ兼用で来てしまうアイテム紹介の記事をアップ予定です。

楽しみにお待ちいただければ幸いです。

カジュアルでも使えるタックイン「ブラウジング」

こちらは私が有料で提供しているnote記事に寄せられるQ&Aの一つ。

シャツをズボンに入れるという行為ですが、オシャレとしてはどうなんでしょうか。

オフでシャツを着る場合おそらく大抵の人が出して着ていると思うのですが、入れていたらやっぱり変ですかね。

でもだらけがちな暑い季節において、シャツインすることは差別化にもつながるような気がしますが

他にも何点かご質問をいただいていますが、今回は有料noteのQ&Aコーナーのお試し編という形で、一部を抜粋してブログ掲載しております。

で、私の回答がこちら。

これは「イメージ」と「ロジック」の2軸でご説明させていただきます。

まずはイメージ。

シャツをインすると、どうしても「仕事っぽく」なってしまって、カジュアルシーンで取り入れにくいのは、質問者様のおっしゃるとおりです。

もう一つはロジックの観点から。

シャツをインすると、ベルトが丸見えになりますよね?

胴長短足の我々日本人は、腰の位置が目立つとどうしてもスタイルの悪さが強調されてしまいます。

シャツインはスタイルが悪く見えてしまうのです。

でも逆説的に考えると、
・「仕事っぽさ」を払拭できれば
・腰位置が隠せれば 
おっしゃる通りに差別化に繋がるわけです。

「仕事っぽさ」と腰位置を隠してくれるタックインこそ「ブラウジング」です。

ブラウジングは、裾をフワッとインする着こなし。

ビジネスシーンのシャツインって、ビシッとパンツにインしますよね?

ブラウジングはフワッとインするので、ややリラックスした見た目になり、シャツイン特有の「仕事っぽさ」を緩和してくれます。

加えて、ブラウジングするとベルトが目立たなくなります=腰位置も目立たいということ。

ブラウジングは、胴長短足の我々日本人の体型カバーをもしてくれるのです。

画像で比べると一目瞭然。

ブラウジングしたほうが足が長く見えるのがわかるでしょう。

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お金のかからないオシャレの原則は「購入金額÷使った回数」つまり一回使うあたりいくらなのか? トップス→約2000円÷30回=66円 ボトム→約2000円÷80回=25円 ベルト→約12000円÷800回=15円 ネックウォレット→約50000円÷60回=833円 サングラス→約2800円÷100回=280円 革靴→約50000円÷100回=500円 スカーフ→約2000円÷50回=40円 バッグ→約90000円÷100回=900円 時計→約70000円÷100回=700円 1回あたり3359円コーディネート #mensfashion #mensstyle #menswear #mensoutfit #cheapchic #お金のかからないオシャレ #お金をかけないオシャレ かけないオシャレ

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ちなみにブラウジングの簡単なやり方は…

①お尻が隠れるか、隠れないか位の着丈のシャツを用意

②普通にビッチリとシャツの裾をパンツイン

③軽く伸びをする。こうするとブランジングに必要な分量が自然とパンツから出てくれます。

④ベルトが隠れるように前後左右均等にシャツでベルトが隠れるようにブラウジング

コレであっという間にブラウジングの完成。

こちらのブラウジングも、上記の方法でやっております。

最後にブラウジングのメリットをもう一つ。

それは動きやすいこと。

電車のつり革に捕まったり、高い所にあるものを取るときに、ビッチリとシャツインをしていると、動く時にツッパリを感じるはず。

ブラウジングしてあると裾にゆとりがある為、運動量が大きく楽に動けるのです。

正しいタックアウトのコーディネート

男性がもっとオシャレに見えるのは、スーツスタイルです。

女性に「好きな男性の服装は?」と聞くと大抵は「スーツ」と答えることでしょう。

となれば、カジュアルシーンでもスーツ……とまではいかないまでも「スーツ的な要素を感じさせる着こなし」のほうがオシャレに見えるはず……という発想に行きつくのは私だけではないでしょう。

スーツ的なシャツの着こなしといえば、タックインですね。

タックインをすることで、着こなしにスーツ的要素=ドレスライクな雰囲気をプラスされます。

逆にスーツと反対の着方をすると、着こなしにカジュアルな雰囲気がプラスされる。雑誌などでは、「ドレスダウン」なんて言葉で表現される着こなしですね。

スーツと反対となるシャツの着こなし、つまりタックアウト(シャツの裾を出す着こなし)。

どっちが優れている...という話ではなくて使いよう。

ラフな着こなしの時にドレスライクな印象を足したければ「タックイン(及びブラウジング)」最適。

逆にキメ過ぎなくらいドレスライクなファッションを適度に崩してくれるのが、タックアウト...という構図ですね。

タックアウトの使い方のケーススタディとなるのが、こちらのコーディネート。

私のツイッターでは、インスタ掲載画像のワンポイント解説をしていますが、今回のコーディネート画像の解説はこちら。

画像の「裾だし部分」を指で隠してみてください。

結構キメキメでしょ?

気取ったデートならこんな着こなしでも、問題ありませんが...。

日常的なコーディネートとなると、ちょっとキメ過ぎなのも事実。

で、指を離してみてください。

裾を出すだけでも、だいぶ砕けた雰囲気なのが理解できるでしょう。

ショップスタッフの「お仕事コーディネート」なので、スカーフを巻いて多少ドレスアップ度を高めにしたコーディネートですが...。

スカーフなしなら「シャツ」「スラックス」「革靴」などスーツ要素満載のコーディネートでも、シャツの裾出しをすればカジュアルシーンでも対応できるのです。

その反面、アイテム選びを間違うと「仕事帰りのだらしのないサラリーマン」に見えてしまいかねないのが上記のコーディネート。

そこで

  • サングラス
  • オンオフ兼用出来る「シャツ」「スラックス」「革靴」

でカジュアル感をプラスして、「仕事帰り感」を払拭しています。

当ブログの「シャツ」「スラックス」「革靴」カテゴリー欄では、オンオフ兼用出来る各アイテムの特徴を解説していますので、興味ある方は読んでみてください。

ちなみに近々の更新で上記コーディネートに使っている具体的商品名をあげてのコーディネート解説を予定しております。

オンオフ兼用アイテムを集積してのコーディネートだけに、同じアイテムを使ったオンとオフの着回しまで解説予定です。

楽しみにお待ちいただければ幸いです。

今回はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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