低身長でも似合うロングコートの選び方を体型別に解説

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クラシックなコート

現役スーツ販売員の鶴田です。

 

寒風の中ロングコートをなびかせながら、足早に颯爽と歩く...男となれば一度は憧れるこんな姿。しかもロングコートがトレンドとなれば、その憧れはより強くなる。

 

でも現実は厳しい。「ロングコート着てみたけど...めっちゃチンチクリン。やっぱりチビにロングコートは無理か」

 

実はロングコートが似合わないのは身長のせいではありません。自分の体型の特性を見極めて選べば低身長でもロングコートを着こなすことが出来るのです。

 

今回は体型別にロングコートの選び方を解説。低身長の人も、身長はあるのにロングコートがしっくりこないなんていう人まで必見の内容です。

当記事で使うのは骨格診断を応用した理論。骨格診断とは人間の体型を3タイプに分類し各タイプの特性を踏まえ、似合うアイテム・着こなしを導き出す理論。

 

骨格診断士である私の妻のブログで骨格診断3タイプの解説と自己診断ができる記事があります。まずはこちらで自己診断を。

 

ストレートタイプに似合うロングコート

人間の身体を構成する要素は筋肉・脂肪・骨の3つ。ストレートタイプはその中で筋肉の要素を一番強く感じる体型。

 

筋肉のおかげで太っても固太り、痩せても華奢に見えない。そんな体型から感じるのは「真面目」「クラシック」「重厚」といったイメージ。

 

ロング丈のコートはもともとクラシックに分類されるコート。

クラシックなコート

photo by https://i.pinimg.com/originals/5e/37/1f/5e371fce3b6ac5779bc07dee830fc91b.jpg

中性的な男性がもてはやされる現代。筋肉質な体型から古き良き男らしさを感じさせるのがストレートタイプ。クラシックを起源に持つロングコートはストレートタイプの持つ「古き良き」雰囲気と統一感を生む。

 

大人のオシャレに必要なのは「立体感・高級感・統一感の3つの感」を作り出すこと。統一感は服同士の相性に留まりません。服と着る人との間にも統一感は生まれるのです。統一感を作ることで知的な男性像を作り出すことが出来るのです。

 

ストレートタイプが気を付けるべきは長さではなく、むしろ素材やデザイン。筋肉質のストレートタイプは縦にも横にも発達した胸板と上腕二頭筋を持っている体型。

 

Vゾーンの浅いコートは胸板の横幅を強調し太って見える。

トムブラウンチェスター

photo by https://www.thombrowne.com/jp/shopping/item-12277333

 

Vゾーンが深いデザインを選ぶことで胸板の横の広がりを縦に逃がし、すっきりした印象にスタイルアップする。

マフラー垂らす

photo by https://otokomaeken.com/wp-content/uploads/2015/10/Suit-Up1.jpg

肩の作りも丸みのあるラグランスリーブは、発達した上腕二頭筋の横の膨らみをそのまま拾ってしまい太って見える。

ラグランスリーブ

photo by http://item.shopping.c.yimg.jp/i/l/pheb_530-512-24_4

 

直線的なラインを描くセットインスリーブで上腕二頭筋を押さえることで肩回りがすっきり見える。

セットインスリーブ

photo by http://blog.baycrews.co.jp/journal-standard-m/files/A4-1024×768.jpg

 

最近よく見かけるのは柔らかい素材をたっぷり使ったリラックスシルエットのロング丈コート。

ビッグサイズステンカラー

photo by http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/p/penta0602/20151211/20151211084057.jpg

ヒラヒラした軽い素材はストレートタイプの「重厚な」雰囲気と調和せず、リラックスしたゆったりめのシルエットは「真面目な」雰囲気と釣り合わない。

 

ハリのある上質素材をジャストサイズで着ることでストレートタイプの持つ「重厚」で「真面目」なストレートタイプと調和する。

マフラー垂らす

photo by https://otokomaeken.com/wp-content/uploads/2015/10/Suit-Up1.jpg

服と人の間に統一感が生まれることで大人にふさわしい知的な雰囲気を生み出すことが出来るのです。

 

 

 

...アッ言い忘れた。最後にコートの襟について。小さい襟は筋肉質な上半身には寂しく見える。大き目な襟が厚みのある上半身と調和します。

 

ウェーブタイプに似合うロングコート

男性の中では、筋肉質でもなく、骨のゴツゴツ感も感じない。脂肪の柔らかさを感じるのがウェーブタイプ。

 

痩せればウエストが緩やかにくびれ、太ればおなかだけがポッコリ。痩せようが、太ろうが緩やかに曲線を描く上半身を持つのがウェーブタイプの特徴。

 

この上半身がロングコートを着るうえでのハードルとなる。地図において最短距離は直線距離...曲線はどうしても長く見える。つまりウェーブタイプは胴長に見えるのです...私もウェーブタイプ( ノД`)シクシク…

 

胴長に見えるウェーブタイプにとって、上半身を長く見せるロングコートは鬼門。骨格3タイプの中でロング丈を唯一苦手とするのがウェーブタイプ。逆に言えばショート丈が似合う唯一似合う骨格タイプもウェーブタイプ。

 

「でも、オレだってロング丈が着たいんだ!!」

 

似合わなければ、たとえそれが着たい服だったとしても否定する...そんな風に骨格診断は思われがち。それは大きな間違い。着たい服を骨格特性を踏まえて「似合う」に導くのが骨格診断の神髄。ウェーブタイプでも体型の特性を踏まえれば、ロング丈のコートも着こなすことが出来ます。

 

胴長のウェーブタイプがロングコートを着こなすコツはとにかく腰位置を高く見せる事。

 

コートは往々にして、特にチェスターコートにおいてはVゾーンが狭ければ狭いほどウエストの絞り位置が高い。人間の目は絞っている位置を腰の位置と認識する。絞り位置が高ければ目の錯覚で腰の位置が高く見えるのです。

 

チェスターコートなら2つボタンよりも3つボタン。3つボタンよりも4つボタン(あんまりないけど)のほうが絞り位置が高い傾向にあります。絞り位置が高ければ、ロング丈であっても胴長の上半身を腰位置高く偽装できる。

トムブラウンチェスター

photo by https://www.thombrowne.com/jp/shopping/item-12277333

ウェーブタイプは胸板が薄いのも特徴。Vゾーンが狭いコートを選ぶことで、腰位置を高く見せるだけでなく華奢な胸板を隠してくれる効果もあります。

 

ウェーブタイプは悪く言えば華奢、よく言えば軽やか。ウェーブタイプの特性をメリットとして表現するには、素材とシルエットにもこだわりを。

 

厚くハリのある素材を纏うと、ウェーブタイプの華奢さが強調され頼りない印象に。風に揺れるような柔らかい素材を選ぶことで華奢な体型が軽やかなイメージに昇華されます。とはいえ、あまりに軽やかな素材は薄く防寒力が低いというもの。防寒力を考えると素材はある程度妥協も必要。

 

逆に妥協しないほうが良いのがシルエット。ゆったりとしたリラックスシルエットは華奢なウェーブタイプが着ると着せられている感満載に。タイトフィットを着るとウェーブタイプの「軽やかな」イメージと調和して「似合う」に導くことが出来ます。

トムブラウンツイードチェスター

photo by https://www.thombrowne.com/jp/shopping/item-12372676

 

「狭く」・「柔らかく」・「細く」、ウェーブタイプに似合うロングコートのキーワードはこの3つ。3つのキーワードを満たすアイテムを見つけることで本来ウェーブタイプには似合わないとされるロングコートを「似合う」に導くことが出来ます。

 

ナチュラルタイプに似合うロングコート

ナチュラルタイプは骨のゴツゴツさは感じさせ、首・手足の長いスタイリッシュな体型。

 

そんな体型から感じるのは「武骨」・「自然体・「自由気まま」といった雰囲気。

 

人体のフレームである「骨」がしっかりしているナチュラルタイプ。肩幅が広い人も多いのが、このタイプの特徴。ロング丈のコートは肩幅の広さを縦に逃がし、もともとスタイリッシュな体型をますますスタイルアップさせる。

 

元々ロング丈が得意なナチュラルタイプ。さらなる「似合う」に導く秘訣は素材とシルエット選びにあります。

 

骨のゴツゴツした質感が強く表れているナチュラルタイプ。ツイードやコーデュロイ、洗いざらしのコットンなど素材もゴツゴツ、ガサガサした素材を選ぶとイメージと調和する。

ハリスツイード

photo by http://www.freaksstore.com/blog/kashiwasm/assets_c/2014/12/%EF%BC%91%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%80%80%E7%94%9F%E5%9C%B0-thumb-500×500-104165.jpg

シルエットもピッタリとジャストサイズでは「自由気まま」な雰囲気を持つナチュラルタイプにはお行儀が良すぎる。なんだか「普通でつまらなく」見えてしまうのです。

 

リラックスしたゆったりシルエットが「自然体」な雰囲気をもつナチュラルタイプに調和して更なる「似合う」に導くことが出来ます

モックネックストレートタイプ

photo by https://i.pinimg.com/736x/12/c4/3e/12c43ec917d703213d791c3f8113a83e–mens-fashion-suits.jpg

シンプルなデザインにオシャレさを見出していたのがここ数年のトレンド。今年から徐々にその反動で「少しだけ普通ではない」モノにオシャレさを見出す価値観にシフトしつつあります。

 

今年、ゆったりしたシルエットの服、ガサガサした素材感に特徴のある服、丈の長い服が多いのも価値観のシフトの現れ。そんな「脱シンプル」の服を粋に着こなせるのがナチュラルタイプ...羨ましいなあ(笑)

 

 

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