スーツの着こなし超基本知識。体型別に似合うポイントも解説

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Vゾーンの超基礎知識

現役販売員の鶴田です。

 

今回は、基本に立ち返ってVゾーン(シャツ・ネクタイ・スーツの組み合わせ)の超基本セールもひと段落して、春物もまだリアリティのない買い物小休止の今の時期。基本積み上げて、オシャレな春物を見つけ出す...そんな礎になる基礎知識だけでなく、「誰に似合うか?」まで言及していきます。

 

ディティールの統一感がオシャレのVゾーンの土台

当サイトの根幹となす考えが、「スーツにおけるオシャレは高級感・立体感・統一感の”3つの感”」を兼ね備える事。

 

高級感は大人の男性にふさわしい格の高さを作り出し、立体感は体格を男らしくみえ信頼感を演出する。スーツはフルコーディネートになれば、スーツ・シャツ・タイ・靴・ベルト・カフス・タイピン・チーフと男性ファッションの中でも1コーディネートに使うアイテムが実に多い。数多いアイテムを統一感をもってスタイリングすることで知性を演出できるのです。

 

高級感=大人の品格

立体感=信頼感・たくましさ

統一感=知性。この三つを兼ね備えれば自然とスーツは男性を魅力的に見せてくれる。

 

Vゾーンのコーディネートで基本となるのが「統一感」。統一感というと、ネクタイやシャツ・スーツとの色や柄の相性に目がいってしまいがちになりますが...その前に気を配るべきなのがスーツ・シャツ・タイのディティールの統一感。

 

つまりスーツのラペル(襟)・シャツの襟・ネクタイの幅、この3つのディティールのサイズを揃えることで統一感を作ることが出来、これがVゾーンのベースとなるのです。

 

例えば、ラペルの細いジャケットに太い幅のネクタイを結んでしまう。力強いネクタイ幅と軽やかなジャケットの細ラペルがチグハグな印象を作り、スーツが貧弱に見えてしまいます。

 

細いジャケットのラペルには細いネクタイ・小さい襟のシャツを合わせればお互いが調和し、軽やかな印象に。太いラペルのスーツには、大きな襟と太めのネクタイを合わせれば力強さが際立ち、貫禄を感じさせる印象にすることが出来ます。

 

ちなみにジャケットの上衿と下襟をつなぎ合わせている線を「ゴージライン」と呼びます。

ゴージライン

photo by http://pitty-savile-row.com/wp-content/uploads/2016/01/goji02.jpg

 

各ブランド・シルエットによってゴージ位置が高い「ハイゴージ」、ゴージ位置の低い「ローゴージ」があるわけですが。

ハイゴージ

photo by http://livedoor.blogimg.jp/cinque1/imgs/5/c/5c0665d6.jpg

ローゴージ

photo by http://www.tailor-kitahara.co.jp/wp/wp-content/uploads/2013/02/suits_1.jpg

 

このゴージラインとシャツの襟のラインを平行にすることでさらに統一感を生み出すことが出来ます。

Vゾーンの超基礎知識

photo by http://www.beams.co.jp/blog/international_gallery_beams/7850/

 

こんな事を言うとついつい定規で「このラペルは何センチだからシャツの襟は...」なんてなってしまいそうですが、あくまで目安。

 

「このスーツのラペルは細いからネクタイは細めにしよう」

「このシャツは襟が大きいからラペルの大きいスーツに合わせよう」

「ゴージラインが下向きだから、襟が狭いシャツにしよう」

 

こんな感じで十分なのです。

 

 

なんていうのは、情報が溢れている今の時代小一時間ネットサーフィンすれば、探せなくもない知識。

 

肝心なのは「大きさを揃えるのは分かったけど...。オレには細め(小さめ)or太目(大き目)or標準どれが似合うんだ?」という事。

 

今回は体型の特徴(悩み)別に分けて、Vゾーン超基礎知識を指南します。

 

以下ではネクタイの結び方にまで言及して解説しますが、首回りは顔に次いで人体で2番目に目立つ場所。最も目立つ「顔」は変えられない以上、装うことで変えることが出来る「首回り」に最も注力するのがオシャレの秘訣。極論ですが首回りさえキマっていれば、他はそこそこでも十分オシャレに見えます。

 

ファッションブログを書いていていうのもなんですが、1時間ファッション指南を熟読するよりも10回ネクタイを綺麗に結ぶ練習をしたほうが格段とオシャレになれます。スーツを日頃から着る人なら当然ネクタイを結ぶことはできますが...「綺麗に結ぶこと」が出来る人は数少ない。試しに鏡の前でネクタイを綺麗に結ぶ練習をしてみてください。

 

胸板が厚いガッチリ体型

男性で最も大きな筋肉が胸周り。ココが大きい人は筋肉質な体型。「オレはデブだよ...」なんていう人でも、ぷよぷよ体型というよりは固太りタイプなのでは?

 

細くても華奢に見えず、太っても固太りなのは胸板の筋肉のハリを感じるから。この筋肉のハリを「力強さ」として装いで表現するのが胸板の厚い人の似合わせ術。強さ=大きさ。ラペルは太目、シャツ襟も大きめ、ネクタイも太目で統一することで胸板の厚さからくる力強さをファッションとして表現できます。

 

となればネクタイの結び目も大きめが似合う。太いネクタイは結ぶと自然に結び目は大きくなりますが...。「太いネクタイは持っていない」、そんな人にはセミウィンザーノットがおすすめ。

オシャレなVゾーンの基礎知識

photo by https://precious.jp/mwimgs/9/e/-/img_9e90bf14cbbf5351b84b99b8127a4a87154588.jpg

ネクタイの結び方

photo by http://etiquette.bb-wave.biglobe.ne.jp/files/10/24/1322/20101022132410_0.gif

 

正三角形のような結び目になる「ウィンザーノット」も大きな結び目を作るには最適ですが...現代流通しているスーツのラペルには大きすぎ。

Vゾーンの超基礎知識

photo by http://guru3me.com/wp-content/uploads/2013/12/winz-1.jpg

プレーンノットよりは大きく、ウィンザーノットよりも小さいセミウィンザーノットが大きさとしては最適なのです。

 

華奢体型・お腹ポッコリ体型

華奢な人とお腹ポッコリの人との共通点は「胸板が薄い事」。華奢な人が胸板が薄いのはもちろんですが、おなかがポッコリの人も胸板が薄い。だから薄い胸板に対して脂肪が貯まったお腹が目立ち、おなかだけポッコリしているように見える。

 

胸板が薄い人が大きいもの・長いものを身に着けると、体格の弱さが強調され貧弱に見えてしまう。小さい・短いものを集約して身に着けると「弱さ」が「軽やかさに」に昇華されます。

 

胸板が薄い人には、ジャケットは細いラペル・小さい襟・細いネクタイが似合う。とはいえ、「脱シンプル」・「足し算のコーディネート」が近年のトレンド。そのため装飾性を感じる太めの襟が徐々に復権しているのがここ数シーズン。※脱シンプルについての参考記事 どこよりもわかりやすく2017年秋冬スーツトレンドを解説

 

シンプルの極地である、小さい襟は似合っていても時代性がないのです。スーツに必要な統一感はアイテム同士の相性に留まりません。着る人との相性・時代との相性も統一感なのです。似合うを追求するがあまり、あまりに細すぎる襟を選ぶと時代性がなくなるので注意。

 

ネクタイも同様、細いネクタイはダウントレンド。時代性を考慮すると通常の幅のネクタイを結び目小さく結ぶのが時代との折り合いの付け方。小さい結び目はプレーンノットをキュッときつく結ぶことで作れますが、うまくいかない人は「オリエンタルノット」がおすすめ。

オシャレなVゾーン基礎知識

photo by http://img.ur-blog.jp/_upload/entry/2014/05/26/71/390f63d91abb1881c12e7728833708ae.jpg

 

元々はニットタイなどボリュームのあるネクタイをすっきり見せるために有効な結び方ですが、小さい結び目を作る為にも有効な結び方です。ポイントはネクタイを裏返して首にかけて結ぶこと。驚くほどすっきりした結び目が作れるので鏡の前で試してみてください。

 

肩幅広いゴツゴツ体型

肩幅が広い...男性にとって決して悪い事には思えませんが、実は引きで見るとスタイルアップの元凶。

 

例えばスタイル抜群のモデル。モデルに求められるのは「顔が小さい事」と「肩幅が狭い事」。

 

同じ長さなら太い直線よりも、細い直線の方が長く見えるように。肩幅が狭いと引きで見たときに背が高く見えてスタイルアップする。もちろん肩幅が狭すぎると今度は頭や首が大きく、太く見えるのが難しいところ。肩幅に視線がいかないように視線誘導するくらいがベスト。

 

ジャケットの襟やシャツ、ネクタイの幅は標準がおすすめ。襟は標準より大きくても、小さくても視線が集まってしまう。首回りに視線が集まると隣接する肩にもどうしても視線がいってしまう。中庸である、標準幅のラペル・シャツ襟・ネクタイ幅にすることで極端に上半身に視線を集まるのを防ぐのがベストです。

 

となればネクタイの結び方もプレーンノットが最適。あえて小剣(ネクタイの細いほう)を長めにとるなどして、下方向に視線を誘導するとさらに肩幅を目立たなくくすることが出来ます

Vゾーンの超基礎知識

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