[スーツ編]TPOで服装を迷わないたった一つの考え方

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堅い席でのスーツの着こなし

「何を着たらいいかわからんばい」

 

別に服を持っていないわけではない。どれを着たらいいか分からないのです。

 

一口に仕事と言ってもそのシチュエーションは様々。終日内勤の日もあれば、上司へのプレゼンや打ち合わせの日もある。営業で外回りの日もある。営業も取引先は様々。その日の業務に合った服装をしたいけど、何を着ればいいか分からない。こんな悩みを持っていませんか?

 

今回は仕事のシチュエーションに応じた服装をチョイスできる考え方を解説。

 

全てのヒントは歴史にアリ

スーツは200年に及ぶ歴史のある服。

 

当初は「ラウンジスーツ」という名称でラウンジでくつろぐ為の服として(スーツがリラックスウェアだったのです)。時にはスポーツウェアとして、時にはビジネスウェアとして様々な用途で用いられ発展していきました。

 

その歴史を紐解くことが、ビジネスの各シーンに適した服装選びをするヒントになるのです。スーツの生まれ故郷イギリス。スーツはビジネス用に留まらず様々なシーンで着用されてきました。

 

 

そのシーンは大きく分けて三つ。

  • 式典やパーティなどのフォーマルシーン
  • 都市部で仕事をするために着るタウンシーン
  • 田舎で休日をレジャーやスポーツをして過ごすカントリーシーン

 

スーツを着用したのは英国貴族。英国貴族はこの3つのシーンですべてスーツを着用して生活していました。3つのシーン全てがスーツであるものの、すべて違うスーツが用いられました。そのフォーマル度は用途からも分かるようにフォーマル>タウン>カントリーの順。

 

現代ではフォーマルもタウンもカントリーも混在して一まとめにされてしまっています。これが服装で迷う原因。混在してしまったスーツを歴史を踏まえもう一度整理することでシチュエーション応じた服装を導き出すことが出来るのです。

 

 
商談などシリアスなシーンにはタウンスーツ

堅めの業種の方、堅めの業界との取引・商談などビジネスシーンに置いて比較的知り合う場面に最適なのがタウンシーンで用いられた服をルーツとするスーツ。

 

タウンをルーツに持つのが「ダークスーツ」。ダークスーツとは紺・グレーの中でも暗い色目のスーツの総称。ちなみに黒のスーツはブラックスーツと呼ばれ、フォーマルで用いられるスーツ。もう一つちなみに、どんなに暗くても茶色いスーツはダークスーツとは呼びません。

 

ダークスーツに用いられた柄は、無地やストライプや無地に見えるくらい細かい柄。このスーツに白か薄い青の無地orストライプのシャツ、ネクタイは無地・小紋柄・ペイズリー・ドット・ストライプのいずれかを合わせる。足元は黒い革靴。

 

これがタウンシーンで用いれたスーツのコーディネートの基本。どんなにお堅い席でも絶対に安心して着ることで出来る着こなし。

 

堅い席でのスーツの着こなし

photo by https://i.pinimg.com/originals/83/17/fb/8317fbc4d1a1ff3e8cf61851494efecb.jpg

 

「ちょっと普通すぎじゃね?」・「もっと個性を出したいんだけど...」

 

ファッションでまず大事なのが「人を不愉快にしないこと」。

 

デートに彼女が上下スウェットで来たらどうですか?たとえそのスウェットが超高級ブランドもモノだったとしても「デートにスウェット?これからディナーなのに?」ってなりませんか?

 

人に不快感を与えてしまえば、オシャレ云々の前に落第です。ビジネスシーンではなおの事。まずは人に不快感を与えない安心ラインを知ることが重要。

 

「個性」と「マナー」はシーソーのようなもの。「個性」を重視しすぎれば「マナー知らずの不愉快ファッション」。「マナー」を重視しすぎると「つまらない普通のファッション」になってしまいます。

 

歴史や文脈を踏まえた着こなしで「マナー」を押さえ、その範囲内で遊び心を出すのが「個性」。スーツのストライプの太さ。ネクタイの柄の配列や配色。これくらいのほんのわずかな事でも個性は出せるものです。

 

どんな遊びにもルールがあります。遊び心のあるファッションをするための押さえるべきルール。そのルールをスーツの歴史から見つけ出すのが今回のブログ内容だったりするのです。

 

内勤やカジュアルなシーンにはカントリールーツ

内勤で社内で一日を過ごす場合。カジュアルな業界の取引先との打ち合わせ。ビジネスシーンの中でも比較的カジュアルな場面に最適なのがカントリースタイルをルーツとした着こなし。

 

英国紳士が休日を狩猟やスポーツをして過ごす為にした着こなしがヒントになります。

 

スーツの色は茶色やカーキ・ベージュ。柄はチェックやヘリンボーン。素材はツイードやフランネル・春夏ならコットンや麻

ハリスツイード

photo by http://www.freaksstore.com/blog/kashiwasm/assets_c/2014/12/%EF%BC%91%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%80%80%E7%94%9F%E5%9C%B0-thumb-500×500-104165.jpg

足元は茶色い靴というのがカントリースタイルの基本。シャツタイの合わせは、チェック柄を用いたり、赤などの温かみのある色や鮮やかな色を合わすとカジュアルさが増します。

 

「茶色いスーツはさすがに...」

 

何もすべてを歴史にのっとる必要はありません。必要なのはあくまで「人を不愉快にさせないこと」。ダークスーツよりも一段二段明るいグレーやネイビーを用いても十分砕けた雰囲気を出すことが出来ます。

 

チェック柄も同様。仕事柄チェックが難しければ素材でカントリーテイストを取り入れるだけでも十分なのです。

 

いわゆるジャケパンスタイルもカントリースタイルの一つ。チェック柄も茶色もジャケパンだったらOKという方も多いのでは?

 

ジャケパンの中でも紺のブレザーを用いたスタイルは、スポーツクラブの正式ユニフォームと用いられた歴史があり、他のジャケパンスタイルと比べると一段フォーマルな位置づけ。オリンピックの各国代表の正式ユニフォームにブレザーが採用されているのはその名残。

photo by http://cjp.h-cdn.co/assets/16/31/980×490/landscape-1470193086-ralphlauren.jpg

 

服の歴史を知ることで楽に洋服を選べる

こうやって服の歴史・文脈からくるその用途を理解することで洋服選びは各段に楽になります。

 

「真面目な商談の席に紺のストライプスーツのタウンスタイルでビシッと決めよう」

「今日は一日内勤だからチェックのジャケットでカントリースタイルにしよう」

「内勤だけど...上司と面談があるから紺ブレで少し真面目なカントリースタイルにしよう」

 

こんな風に服装を根拠を持って迷わず出来るようになるのです。冠婚葬祭でスーツを着るとビシッと背筋が伸びるように。帰宅して部屋着に着替えると心の底からリラックスできるように。気分やシチュエーションと服装がマッチすると心底気持ちがいいもの。

 

その日の服装を決めるとき、新しい服を買う時、タウンテイスト・カントリーテイストを意識するだけで驚くほど服装選びに迷いがなくなるのでお試しを。

 

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コメント

  1. いっちゃんパパ より:

    いつも拝読しております。

    こちらのブログはわかりやすくて今まで無かったような情報満載ですね!
    これからも参考にいたします。
    いつもありがとうございます!

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