現役販売員の鶴田です。
夏のオシャレは、オンオフ兼用アイテムがカギです。子供っぽくなりがちな、夏のファッションを大人っぽくするコツを解説するのが今回の記事。
私服に悩む人必見の内容です。
目次
男性が1番オシャレに見えるファッションはスーツ
男性が、もっともオシャレに見えるファッションは、スーツスタイルです。

イケメンや彼氏のスーツ姿に、心ときめく女性が多いように。
休日は、お世辞にもオシャレとはいえないオジサンが、仕事でスーツを着ると、急にそれなりに見えてきたり。
「イケメンをよりイケメンに、そうじゃない人も雰囲気イケメン」に見せてくれるのが、スーツです。
論理的にスーツを見てみても
- 胸元がV字に開いたジャケットは、胸板を厚く見せてくれる
- 縦に長い襟は、身長を高く見せてくれる
- 長めの着丈は、腰の位置を隠し、短足をごまかす
- 足にフィットしすぎないパンツのシルエットは、足のコンプレックスを隠す
- スラックスのセンタープレスは、足をまっすぐ・長く見せてくれる
こんな風に、スタイルアップ効果が盛りだくさんなのが、スーツ。
スタイルアップ効果が、こんなに盛り込まれている服は、他にはありません。
カジュアルでもスーツ要素を取り入れるとオシャレ
スタイルアップ効果が、こんなに高いなら。
最も男性をオシャレに見せてくれる、服がスーツなら。
カジュアルでも、スーツを着ないともったいない!!
...というのが、当ブログのカジュアルファッションにおいてのコンセプトです。
こんな話をすると、必ずあるのが「休みの日にスーツなんて変でしょ?」というリアクション。
たしかに、休日にスーツ着て、シャツ・ネクタイ・革靴を合わせたら、どんなにオシャレでも、どうみても「仕事帰り」...。
スーツスタイルは、アイテムごとに分解すると
- セットアップ(ジャケット&スラックス&ベスト)
- シャツ
- ニット
- コート
- 革靴
の5アイテムに分類できます。
この5アイテムを「仕事帰り」にならない程度に使うのが、スーツの「男性をオシャレに見せるチカラ」を取り入れつつ、「仕事帰り」に見せないコツ。
夏の「あるあるファッション」はスーツ要素ゼロ
夏の「あるあるファッション」は
- Tシャツ
- 短パンorデニムorチノパン
- サンダルorスニーカー
といったところでしょう。
上に書いた、「スーツスタイルに使われる5アイテム」が1着も含まれていないのが、真夏のコーディネート。大人っぽさのシンボルである「スーツ」的な雰囲気を感じさせず、どうしても子供っぽく見えてしまいます。
スタイル抜群のモデルやイケメンなら、それでもサマになるでしょうが...。我々のようないい年をした一般人が着ると、「ぼくの夏やすみ」にしか見えないはず。

夏場のテンプレートファッションである、「Tシャツ&短パン&サンダル」。1点だけでも、「スーツスタイルに使われる5アイテム」を取り入れてみてください。
適度に着こなしに、スーツ要素が加わり、グッと大人っぽくなるのを感じるはず。
今回は、どうせなら休日だけじゃなく、仕事でもつかえる1着を...という切り口でお送りいたします。
スーツ要素を出してくれる1着「トップス編」ドレスシャツ
「シャツは良く着るけど、なんか子供っぽくなっちゃう」
「シャツを着ると、休日のお父さん感が出ちゃう」
こんな人は、シャツの選び方を間違っていることが、ほとんど。
シャツは、「スーツスタイルに使われる5アイテム」の一つですが、選び方を間違うとかえって子供っぽくなってしまいます。
多くの人は夏のカジュアルスタイルに使うシャツはこんな色・柄の物を選ぶはず。

服は、
- 使っている色の数が多ければ、多いほど子供っぽくなる
- 使っている色の数が少なければ、少ないほど大人っぽくなる
という法則があります。
シャツは、シャツでも上の画像のような、色の数が多いシャツ。これを短パン&サンダルに合わせても、着こなしが大人っぽくなることはありません。
スーツスタイルに使われるようなシャツは、色の数が少ないのが特徴です。
だまされたと思って、仕事でもつかえるような、「無地・ストライプ」のシャツを短パン・サンダルに合わせてみてください。着こなしが格段に大人っぽくなります。

手頃なところだと、ユニクロのドレスシャツがおすすめですね。詳しくはユニクロ「エクストラファインコットンブロードシャツ」レビュー。襟の高さ・硬さがオンオフ兼用に最適で解説しています。オンオフ兼用で使えるシャツのポイントも合わせて解説している、必見の内容です。
スーツ要素を出してくれる1着「ボトムス編」スラックス
コーディネートの中でも、もっとも面積が広いのが、ボトムスです。
面積が大きいからこそ、ボトムスを大人っぽくすると、着こなしが激変します。
大人っぽいボトムというと...上に書いてある、「スーツスタイルに使われる5アイテム」を見れば分かるはず。
そう!スラックスです。
スラックス、つまりスーツの組下のパンツですね。もっとも大人っぽい服装であるスーツの組下であるスラックスは、もっとも大人っぽいボトムスです。
スラックスは
- 足にフィットしすぎないシルエットで、足のムチムチ感orガリガリ感を消してくれる
- センタープレスが、足を長くまっすぐに見せてくれる
- ゴワゴワしない素材なので、シワが出にくくエレガント
というのが特徴です。
われわれ日本人の、胴長短足の幼児体系をスラリとした大人っぽい体型に見せてくれるのがスラックス。
Tシャツ・サンダルのような子供っぽくなりがちな、アイテムと合わせても、着こなしに大人っぽさを与えてくれます。

「でもスラックスって洗えないでしょ?」
「夏に洗えないパンツはチョット...」
GUのスラックスは、手ごろな上に洗濯オッケー。しかも、耐久性も非常に高い。スラックス初心者には、1番おすすめの1着です。詳しくはたった7000円で仕事も休日もオシャレになれるGUのセットアップのクオリティが凄すぎる件で解説しています。
GUのスラックスは、同じ生地のジャケットも用意されていることがほとんど。夏場にジャケットは、着ないでしょうが、秋以降のオシャレも考えるとセットアップで揃えておくのがおすすめです。
スーツ要素を出してくれる1着「シューズ編」革靴
電車の中や、街中でカジュアルな服装をしている人の足元を見ればわかりますが、ほとんどの人がスニーカーかサンダルを合わせているのがわかるはず。
オシャレとは、「偏差値」です。平均よりも、プラスのベクトルで違うからこそ、優秀なわけです。で、プラスのベクトル...というのは、カジュアルファッションの場合「スーツスタイルに近いかどうか」とほぼ同じ意味。
スーツスタイルに近い靴、といえば当然革靴。

カジュアルスタイルで、革靴を履く人はほとんどいないから、平均値と差別化できます。しかも革靴は、「スーツスタイルに使われるアイテム」だから、プラス方向に差別化できる。だから、オシャレ。
Tシャツ・短パンのようなカジュアルなアイテムを、多用しがちな夏場。足元だけでも革靴にすることで、着こなしがグッと大人っぽくなります。

「せっかく革靴買うなら、仕事でも履きたい」
オンオフ兼用で履ける革靴の選び方をスーツ・シャツ・革靴をオンオフ兼用で使うたった1つのコツ。カジュアル服を仕事でも着るのがポイント解説しています。
いつものTシャツ&短パン&サンダルスタイルに1~2点、今回解説したアイテムを取り入れてみてください。驚くくらい、着こなしが大人っぽくなりますよ。
今回は、ここまで。最後まで読んでい頂いてありがとうございます。