おすすめ商品はオシャレじゃない?アパレル業界の服作りの裏

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

「今年はこれがおすすめです」

 

洋服屋に行ったことがあるなら

1度は着たことがあるフレーズでしょう。

 

アパレル店員が提案してくる

「おすすめ商品」。果たしてこれを

着ればオシャレになれるのでしょうか?

 

今回は販売員歴10年超の

僕だから伝えられるおすすめ商品の

ウラ側を徹底解説します。

 

 

 

おすすめ服の=オシャレな服とは限らない

販売員が言う「これおすすめです」と提案してくる服。

実はおすすめ=オシャレな服という図式は

実は成り立たないことがあります。

 

 

おすすめ商品の定義は大きく分けて3つ

①ファッションロジックに基づくオシャレな服

②人気がある服

③ある程度売れることが予測される服

 

 

一般的におすすめ商品と言われて

イメージするのは①か②ですよね。

問題は③です。

 

 

当たり前の話ですが、洋服屋は洋服を販売することで

ビジネスを成り立たせています。

ビジネスですから予算があります。

予算は年間、半期、月間、週間、単日と細かく設定されています。

予算をさらに分解するとカテゴリー予算というものがあります。

 

 

スーツカテゴリーとかカジュアルカテゴリーで○○万円といった具合ですね。

それをさらに細分化するとアイテム予算というものがあります。

Tシャツで予算○○、ジャケットで予算○○という感じで。

 

 

そうなると「ジャケットを何型作って各型を何点売ることによって

アイテムの予算を達成する」という計画が生まれます。

 

 

計画を達成するために作り出されるのが

「ある程度売れることが予測できる商品」です。

大きな企業になればデザイナーもサラリーマンなので

計画達成は至上命題です。

 

 

計画達成率は

デザイナー自身の成果=お給料を決める

生活が懸かった要素ですからね。

 

 

インスピレーションに任せて商品を作るよりも

ある程度売れる保証のある商品を

作りたくなるのが本音。

 

 

「去年、売れたカーディガンを今年のトレンド素材で作ろう」とか

「冬に売れたアウターを素材を変えてまた春に売ろう」とか、

「去年あのブランドで売れたパンツを素材をちょっと変えてウチでやろう」とか、

自社・他社かかわらず過去に人気のあった商品を

コピー&アレンジした商品を作るわけです。

 

 

 

おすすめ商品はオシャレなのか?

果たしてこのような文脈で作られた服は

オシャレなのでしょうか?

 

 

コピー&アレンジを繰り返された服

であればあるほどダサいというのが答えです。

 

 

服単品のオシャレさは素材の風合いを

どれだけ生かしているかで決まります。

 

 

霜降りが綺麗なステーキ肉で

わざわざ肉じゃがを作りませんよね。

上質なステーキ肉の良さを引き出すのは

やはりステーキでしょう。

 

 

服も同様。柔らかく風に舞う表情が

美しい素材ならワイドパンツを作って

歩くたびに豊かな素材の表情が楽しめるように。

ヨウジヤマモト

photo by http://s3-us-west-2.amazonaws.com/hypebeast-wordpress/image/2011/06/yohji-yamamoto-2012-springsummer-collection-3.jpg

 

 

ハリを強く感じる素材なら

立体的な仕立てのテーラードジャケットを

作り着た人の体をたくましい肉体見えるように。

ブレザー

photo by http://www.district.jp/blog/2016/10/post-1451.html

 

 

 

オシャレな服は素材とデザインの

マッチングによって生み出されます。

 

 

売れる保証欲しさに、

コピー&アレンジを繰り返された服は

徐々に素材とデザインにギャップが生じてきます。

 

 

ハリのある素材と立体的な仕立てが

マッチングしてオシャレさを

引き出していたテーラードジャケット。

 

次のシーズンは柔らかい素材を使ってしまい、

立体的な仕立てなのになんだかフニャフニャ。

その次のシーズンは素材をそのままに

デザインをワークジャケットに変更。

 

柔らかい素材の持つ優雅さと

ワークジャケットの武骨さがマッチするはずがありません。

ワークジャケットならゴワゴワした素材で初めて

デザインと素材がマッチしてオシャレな服が出来上がります。

ワークジャケット

photo by http://cabourn.jp/s_image/t_index.php?id=201404266FKfR1Ymexn8oFuF2

洋服の世界においてに過去からの「コピー&アレンジ」は

決して悪い物ではありません。

むしろオシャレな服のほぼすべてに「元ネタ」はあります。

 

 

問題なのは「元ネタ」の本質的魅力を理解せずに

安易な「コピー&アレンジ」で商品を作り

お客様におすすめしてしまう事。

 

 

 

本質を知っていることがオシャレへの近道

残念ながら、「元ネタの本質」を理解しないで安易に

「コピー&アレンジ」された商品でお店は溢れかえっています。

 

 

その中から良品を選び抜きオシャレになるには

「元ネタの本質」を知ることです

 

 

「元ネタの本質」さえ知っていれば、

目の前の服が

本質を知った「コピー&アレンジ」品か

安易な「コピー&アレンジ」品か見極めることが

出来ます。

 

 

スーツは男性服史上最も長い歴史がありながら、

各アイテムや着こなしそのものの

「元ネタの本質」を理解している人はまずいません。

 

 

本来だったら、ここで機能するのが

販売員です。

 

 

しかし、「元ネタの本質」をお伝えするには、

店頭での接客では時間もツールも足りません。

そもそも「元ネタの本質」を論理的に

お客様に説明できる販売員が

どれだけいるかというと...。

 

 

販売員である僕自身が既存の販売員の在り方では

仕組み・レベル共に

お客様をオシャレにするのに限界を感じています。

 

 

「元ネタの本質」は

じっくり論理的に文字情報や画像を交えて

丁寧に解説することで初めてお客様に伝わる

物だと考えています。

 

 

10年超の販売員キャリアの中で「元ネタの本質」を知ることが

お客様を最短でオシャレに出来る唯一の方法であると

僕は確信しています。

 

 

既存の販売員の在り方を突き破り、

「スーツの本質」を紐解き

誰にでも出来る理論でかつ洋服屋ですら勉強になるレベルで

解説しあなたをオシャレにするのが当ブロSuitLaboです。

 

 

これからもブログ記事にご期待ください。

 

 

まとめ
  1. 店員のおすすめ品=オシャレの図式は成り立たない
  2. 洋服の世界で「コピー&アレンジ」は当たり前
  3. オシャレさの決め手は作り手側の元ネタの理解度
  4. 買い手側も「元ネタの本質」を知るのがオシャレへの最短距離

 

 

 

PS

最後まで読んでくれた方に

特別なオファーをご用意しています

ページ下部をご覧ください

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

無料ファッション相談

無料ファッション相談ご希望の方は下部のボタンをクリック


無料ファッション相談はこちら

SNSでもご購読できます。