たった1000円で上質なニットやシャツを手に入れる方法

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エキスストラファインメリノ

現役スーツ販売員の鶴田です。

 

ご存知の方も多いと思いますが、我々販売員の給与所得は低いものです。その所得から社割が利くとは言え自社ブランドを購入しているので、手取り額はさらに低い。家族を養っているとなると自由に使えるお金はごくわずか。

 

とはいえ自社ブランドにはないテイストやデザインの服も欲しくなるのが販売員の性。そんな僕がプライベートで少額の出費でも上質な服を手に入れている方法を解説します。

 

その出費額わずか千円。この投資額で上質なニットやシャツを手に入れることが出来ます。しかもうまくやれば2点も買えてしまうのです。

 

ユニクロのワゴンは宝の山

山というと語弊がありますね(笑)正確にいうとお宝が眠っている金脈というのが正確な表現。ちなみにワゴンってあれのことです。

ユニクロワゴン

photo by http://setuyaku-method.com/wp-content/uploads/2015/05/%E3%83%AF%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%83%AD.jpg

こういう値下げされている格安金額の商品を集積したコーナーの事。こんなワゴンが平均的なユニクロの店舗には5~6個設置されているのです。

 

ここまで安いとなると裏を返せば、とことん値下げしても売れなかった商品。いわゆる型落ちの商品という事。なんの知識もなく安さだけで選んでしまえば、買ったはいいものの結局着なかった...なんていう事にも。

 

 

コンセプトを知ることで買い物上手に

ユニクロのコンセプトは「Life Wear」。究極の日常着を目指し、高品質低価格の定番商品を市場に安定供給しているのがユニクロ。ユニクロも「ファストファッション」という認識もありますが実は大きな間違い。ユニクロはファストファッションとは対極をなすスローファッション。

 

ファストファッションがトレンドアイテムを多少品質は落としても、素早く低価格で市場に提供するビジネス。それに対して、スローファッションとは高品質の定番商品をロングスパンで提供することで生産背景を整えコストカットにより低品質を実現したビジネス。

 

夏になれば「エアリズム」、冬になれば「ヒートテック」が毎年手に入るのがスローファッションの特徴。毎年展開している定番品こそユニクロのスローファッションとしての実力が発揮されているアイテムなのです。

 

とはいえ毎年定番品を展開しているだけではお店に新鮮さが出ない。そのためユニクロでもトレンドを反映させたアイテムというものも作っています。定番品と比較すると展開スパンが短いため、「長く作ってクオリティを高めコストも抑える」というスローファッションの良さが発揮しにくい。

 

ユニクロで展開されているトレンドアイテムというのがワゴンセールにおいての地雷。何回も値下げしても売れなかったトレンドアイテムなんて...魅力がないのは明白でしょう。

 

定番品と言っても実は毎年改良が施されているのがユニクロのモノ作りの特徴。ちょっとした改良で型落ちになった定番品がワゴンセールでの狙い目。

 

例外は上げるならこちら。

ユニクロU

photo by http://www.uniqlo.com/jp/corp/pressrelease/upload_img/20160830_img2.jpg

ユニクロがクリストフ・ルメールとコラボレーションしたのがユニクロU。クリストフ・ルメールとはあのエルメスのアーティスティックディレクターを務めた人物。高品質・低価格のユニクロにエルメスのデザインが加わったアパレル関係者も涎もののコラボレーションラインなのです。

 

「ユニクロなのにやけにオシャレだな~」とタグを見るとこのユニクロUのタグが付いていた...なんて経験がある人もいるでしょう。

 

ワゴンにこのラインのアイテムが入っていたらまずは試着するだけでも価値あり。

 

「デザイン物はいくら安くても、着こなす自信がないな...」なんていう方もご安心を。

 

ルメールはもともとミニマル(シンプル)なデザインが得意なデザイナー。画像は彼自身のブランド「ルメール」のモノ。

LEMAIRE

photo by http://static.fashionpost.jp/article/wp-content/uploads/2016/01/22101203/LEMAIRE_1008_FW16171.jpg

シンプルでしょ?洋服はもっぱらユニクロばっかり...なんて言う人にも取り入れやすいデザインがほとんどなのです。

 

かといってユニクロUならば何でもお買い得なのか?というと否。ユニクロのインライン(通常ライン)も含めて得意で質が高いジャンルや不得意で質が低いジャンルっていうものはあるのです。

 

ブランドの得意・不得意を知り、買い物の上手に

服はどうしてもブランド単位で語られがち。

 

「○○というブランドの服がオシャレ」とか「××というブランドの服が今のトレンド」という具合に。昨今、ほとんどのブランドが頭からつま先まで同じブランドで統一できるトータル提案が主流になっています。

 

これが落とし穴。

 

どのブランドも必ず得意、不得意なアイテムがあります。

 

トレンチコートだったらバーバリー、リーバイスだったらジーンズ。ワニマークで有名なラコステならポロシャツという感じ。有名なブランドだから、安いからという安易な理由でそのブランドが苦手なアイテムをわざわざ買うのはコストパフォーマンスが悪いというモノ。

 

ユニクロのワゴンで狙うのはユニクロが得意とするアイテム。それはシャツとニット。

 

ボタンダウンシャツの元祖とも呼ばれる某トラッドブランドのシャツ部門の責任者をユニクロが引き抜いた...なんて噂も出るくらいユニクロのシャツのクオリティは高い。

 

しかもユニクロのシャツはオンオフ兼用で使える絶妙な作り。その辺はこちらで詳しく解説しています。→カジュアルシャツとドレスシャツを区別するのやめませんか?

 

つまりシャツが得意なユニクロの定番シャツ、もしくはユニクロUのシャツをワゴンで狙え...という事。

 

定番のシャツとなると柄は無地やストライプにチェック。ストライプと言ってもこういう異なるストライプが複合的に組み合わさったもの(オルタネートストライプと呼びます)ではなく。

オルタネートストライプシャツ

photo by http://www.the-shirts.jp/archives/2008/03/images/1229291672.jpg

こういった規則的なシンプルのストライプがおすすめ。

グレーロンスト

photo by http://cdn.beams.co.jp/img/goods/21112265435/L/21112265435_C_1.jpg

オルタネートストライプはビジネス感が強く出てカジュアルでは使いにくいですからね。せっかくオンオフ兼用できるユニクロのシャツなのにビジネス専用ではもったいない。

 

チェックもこういうアメカジ的なチェックではなく。

ユニクロネルシャツ

photo by http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/401839-15

こういったギンガムチェックがおすすめ。

ユニクロギンガムチェック

photo by http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402448-69

理由はストライプシャツと一緒。ギンガムチェックのほうがオンオフ兼用しやすい。

 

それに加え耐久性は考えるなら綿100%の物を。ユニクロではストレッチ素材を混紡したシャツも展開されています。このストレッチ素材が考え物。一般的なストレッチ素材はポリウレタンの事。ポリウレタンは自然劣化する素材です。

 

大事に着ようが雑に扱おうが大抵2~3年で劣化するのが特徴。合成皮革の表面がポロポロ剥がれたり、ストレッチ素材混のパンツがダルダルになってしまったり、すべてストレッチ素材の劣化が原因。

 

混紡率数%くらいだとそこまで悪影響は出ませんが少しでも長く着るとなるとやはり綿100%の物をおすすめします。着た回数が増えれば増えるほど1回あたりのコストは安くなりますからね。本当の意味で節約するなら、買った金額÷着た回数の考え方を持つのが買い物上手への第1歩。

 

ユニクロのもう一つの得意アイテム

ユニクロにはワゴンで狙うべき名品がもう一つ。

 

それは「エクストラファインメリノセーター」シリーズ。

エキスストラファインメリノ

photo by http://www.uniqlo.com/jp/store/goods/402448-69

「メリノ」とはセーターの原料である羊の毛の種類の事。要は羊の品種ですね。メリノ種の毛は他の羊毛と比べ、繊維が細く艶があるのが特徴。

 

スーツにおけるオシャレとは「リッチでマッチョでスマートな男性像」を着こなしで表現すること。リッチな男性像を表現するのが艶から感じる高級感です。初めてこのブログを見る方はこちらを。スーツファッションの大原則をたった5分で読める内容に凝縮しています。→初めてこのブログに来た方へ。オシャレの必須3要素とは?

 

ただ高級な素材、とりわけウールは扱いが難しい。毛玉になりやすいし、洗濯機では洗えないし、虫にも食われやすい。となるとどうしても高級なウールのセーターに手を出しにくいもの。

 

高級ウールのセーターを低価格で実現したのがユニクロの「エクストラファインメリノ」シリーズ。しかも近年では自宅で洗えるようになってきている。低価格かつ毎年展開されている為、気軽に着れて買い替えも容易。日常使いにはうってつけのわけです。

 

 

なんて言うとユニクロの太鼓持ち見たいですが、細かいことを言うと展開色のチョイスがいまいちだったり...。

 

ただワゴンに格安価格で「エクストラファインメリノ」シリーズがあったら間違いなく買いです。ウール混紡の「メリノブレンド」ではなくウール100%の「エクストラファインメリノ」が至高。ユニクロUだったら、ウール混紡でもアリかな。ワゴンでの最低価格は500円。最高でも1290円くらいかな。うまく探せば2点を1000円で調達なんてことも可能です。

 

ワゴンの内容は店舗ごとに違います。休日はお宝を狙ってユニクロを梯子...なんていうのも良いでしょう。ユニクロUや定番柄のシャツ、「エクストラファインメリノ」シリーズを狙ってワゴンを吟味してみてください。驚くほどの低価格で高品質なアイテムを手に入れることが出来るはず。

 

ブログで提供した「理論」のQ&Aの場として無料メール相談をしています。オシャレに必要なのは「理論」と「実践」の2軸。実践をする前の疑問、実践した際の疑問はお気軽にご相談ください。

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