買ってもいいセール品・買っちゃいけないセール品の見極め方解説

現役ショップスタッフの鶴田です。

夏です。セールです。

セールは服を手軽な値段で購入できる年に2回のチャンスです。

「お金のかからないオシャレ」を提唱する当ブログにとっても、セールは大きな味方なわけです。

とはいえ、いくら安くなっているからと言って、何のリテラシーもなくポイポイ買ってしまうと失敗もしてしまうもの。

結果的にお金もかかったし、オシャレにもなれなかったし...なんてことも(^-^;

今回は失敗しないセール品の見極め方の解説回でございます。

「購入金額÷使った回数」で考えよう

セール品って、実は安くないんですよ。

「購入金額÷使った回数」をしてみるとわかるはず。正確に言うと「金額÷今年使えそうな回数」ですね。

店頭に並んでいるセール品は基本的に夏物。

夏が始まる前に買っておけば定価だったとしても、夏の始まり〜夏の終わりまで使えるわけです。

「購入金額÷使った回数」してみると、1回使うあたりは比較的割安になることでしょう。

でも、セールが始まる7月はもうすでに夏の中盤。

セールで割り引かれていても、「金額÷これから使えそうな回数」してみると意外と安くない。

使える回数が減ってきたから、割引をして1回使うあたりの金額の帳尻を合わせているのがセール…と認識しておくといいでしょう。

例外もありますが、安いようで意外と安くないのがセール品なのです。

こういう話をすると必ず出てくるのが「来年も着るから、セールで買ったほうがお得でしょ?」という意見。

メンズファッションのトレンドの変化は緩やかなので、確かに来年も着られるでしょうが...来年のことなんてわかりません。

自分自身の気分が変わってしまえば、トレンドに合致していようがいまいが、着なくなってしまう。

それに買った服を一番気分よく着られるのって、「買ったその年」ですよね?

去年買った服を今、ルンルン気分で着ていますか?

着ることで、高揚感を与えてくれるのも服の醍醐味の一つ。その高揚感をたくさん味わうのならば、「今年」たくさん着るしかないのです。

「今年」着ると、高揚感を感じる。高揚感を感じるから、たくさん着る。たくさん着るから愛着も湧く。愛着もあるから、来年も着る。来年も着るから、「購入金額÷使った回数」した時にお得。

来年のことは一回抜きにして、セール品は「今年何回使えそうか?」を意識することで、無駄買い・「購入金額÷使った回」した時に高くなってしまう買い物」を避けることが出来るでしょう。

 

 

マネキンが着ている服・入り口においてある服は買っちゃダメ

セール品は大きく分けて、2つに分類できます。

①は「売れなくて、たくさん余ってしまった商品」。

たくさん余っちゃったから、安くしてなんとか在庫を処分しよう…という算段ですね。

②は「良い商品なんだけど、値段設定が高くてあんまり売れなかった商品」。

買い物に行くと、すごくいいんだけど金額見たらあまりに高くて断念…なんて経験ありませんか?

そんなケースが該当するのが②。セールにした途端、ブワッと売れるのがコッチですね。

で②のケースは、在庫が少なめ。

モノ自体は、いいわけですから定価の段階である程度は売れてしまっているわけです。もしくは少量生産で最初から在庫が少ない。

どちらにせよ、在庫はそんなに多くありません。

本来ならば、②の商品をお店の一番目立つところ(マネキンや入り口)に飾るのが正しいお客様サービスなわけですが…。

photo by https://www.interbelle.co.jp/vmd/

 

在庫が少ないし良品であるがゆえに、すぐ売り切れてしまう。そうすると、その都度マネキンのコーディネートや入り口のディスプレイを変える必要が出てきます。

それを面倒くさがらずにやるのがショップスタッフがあるべき姿ですが、お客様の数が一気に増えるのがセール。

マネキンやディスプレイを変えている間に、お客様が帰っちゃ困る。早く接客しなきゃ…という事で、セール期間中はディスプレイ変更の手間がかからない商品陳列をしがちなショップが、まぁ多いこと(^_^;)

そんなショップは、どんなディスプレイをするかというと…①の「売れなくて、たくさん余ってしまった商品」をお店の目立つ所に陳列するわけです。

たくさん余っているわけですから、多少売れても在庫が潤沢にあるから、マネキンやディスプレイをキープしやすい。接客etc他の業務に専念できるわけです。

ここまで解説すると、もうお気づきのハズ。

そうマネキンや入り口など、お店の目立つところに陳列されているセール品は「売れなくて、たくさん余ってしまった商品」いわゆる悪品である可能性が高いのです。

そんなお店の場合、お店の奥の方に②の「良い商品なんだけど、値段設定が高くてあんまり売れなかった商品」がおいてあります。

セール時期の良品は、お店の奥にある…と認識してお店の隅々までチェックしてみてください。

もちろん、こんな面倒くさがりのお店ばっかりじゃありません。

良心的なお店は、しっかりと目立つところに「良い商品なんだけど、値段設定が高くてあんまり売れなかった商品」をディスプレイしてくれています。

この手の商品は前述の通り、在庫が少なめ。ゆえにちょいちょいディスプレイが変わります。

一回覗いてみた1〜2時間後にもう一回覗いた時に、ディスプレイが変わっているお店は良心的なショップの可能性がありますね。

 

シーズンレスアイテムが狙い目

セールの際に頭に入れておきたいのは、
①購入金額÷使った回数
②セール品は夏物
③セールは夏の中盤に始まる
という事。

なんですが、「一年中使えるアイテムがセールになれば、お得なんだけどな〜」と思う人も多いでしょう。

とりわけ、バッグやシューズ、革小物といったアイテムは「シーズンレスアイテム」と呼ばれるアイテムは一年中使えるが故に、いつ買って「購入金額÷使った回数」のコストパフォーマンスは変わりません。

いつでも使えるから、いつ買っても使用頻度が変わらない。

だったら、安く買える時に買っておいた方が賢いというもの。

靴やバッグや小物こそ、セールの時に重点的にチェックしてみると良いでしょう。

とはいえ、シーズンレスアイテムは1年中使えるがゆえにセールになることは稀。

なったとしても、いかにも「売れ残り感」があるものも多いのですが、掘り出し物もあるのが事実。

セールが始まったら、こまめに店頭やオンラインサイトをチェックしてみると良いでしょう。

 

セールは普段買えない「憧れブランド」に手が届くチャンス

普段から利用するブランドのアイテムをセールでより安く買う…というのもセールの利用法の一つですが…。

普段から利用しているなら、定価で早めに買っておいたほうが
①「購入金額÷使った回数」的にお得
②品揃え豊富なので良品が手に入る
という点では、賢い洗濯でしょう。

賢いセールの利用法は、「定価では手の届かないブランドのアイテム」を手に入れる事にあります。

私の私物を例に出すと、こちらの革靴は老舗高級靴メーカーに日本のセレクトショップが別注をかけた物。

 

定価だと10万弱ですが、アウトレットで5万位だったかな?

こちらの靴も高級品。海外ラグジュアリーブランドが、老舗名門靴メーカーの工場で生産したもの。

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お金のかからないオシャレの原則は「購入金額÷使った回数」つまり一回使うあたりいくらなのか? 今日のコーディネート ジャケット→約6000円÷55回=109円 スラックス→約2000円÷105回=19円 トップス→約2000円÷35回=57円 ベルト→約12000円÷815回=15円 ネックウォレット→約50000円÷75回=666円 サングラス→約28000円÷115回=243円 バッグ→約90000円÷115回=782円 時計→約70000円÷115回=608円 シューズ→約50000円÷100回=500円 1回辺り2999円コーディネート #メンズファッション #ファッション #uniqlo #ユニクロ #gu #ジーユー #お金をかけないオシャレ #お金のかからないオシャレ #cheapchic #チープシック

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大体10〜12万くらいが相場のところ、同じアウトレットで5万ほどで入手。

どちらも修理可能な革靴だけに「購入金額÷使った回数」で考えれば、定価で買っても中長期的に考えれば、決して高くはありませんが…、そこは「お金をかけないオシャレ」。

短期的目線で見ても、手頃な価格で手に入れられる方法があるなら利用するに越したことはありません。

上述した「シーズンレスアイテム」なら、「購入金額÷使った回数」した時のお得感は絶大。

結論!!

セールは、「憧れのブランド」で「ショップの奥にある」「シーズンレスアイテム」を買うべし。

今回はここまで。

最後まで読んでいただきありがとうございます。