【正しい服のお洗濯】現役ショップスタッフが教える服を長持ちさせる方法

現役販売員の鶴田です。

 

服がすぐにダメになる大半の理由は、「洗濯の仕方」。

現役ショップスタッフが、「カンタン」「すぐに出来る」「服が長持ちする」お洗濯の方法を伝授します。

 

 

服がすぐダメになるのは、ホントに服のせい?

ネット界隈では、

「ユニクロの服はすぐにヨレヨレになる」

「安い服は、すぐにダメになる」

なんてコメントをよく見かけます。

 

いかにも粗悪な服は、例外ですが...。

 

洋服ってむしろ安い服の方が丈夫な場合がほとんど。

 

安い服は基本的に「日用品」として。

高い服は、「嗜好品」もしくは、「装飾品」と的な位置づけで作られることがほとんど。

 

安い服は、日用品だからこそ

  • ガシガシ洗えたり
  • 毛玉になりにくい加工をしてあったり
  • タフな素材が使われていたり

気軽に日常で使えるように、何かしらの工夫が施されているものです。

 

逆に高い服は、嗜好品もしくは装飾品だからこそ「耐久性よりも、見栄えを重視した縫製や素材選び」の元に、

作られています。

 

どっちが、丈夫かはだれでもわかりますよね?当然、安い服。

 

実際、私が愛用しているユニクロの服は、ガシガシ着て、ガシガシ洗っても、目立った劣化は見られません。

 

やっぱり、安い服の方が丈夫なわけです。。

 

とはいえ、「ユニクロの服は、すぐにダメになっちゃう」という声も決してウソではないはず。

 

なぜ、同じ安い服なのに、「すぐヨレヨレになってしまう人」と「長く愛用できる人」に分かれてしまうのか?

 

その差が生まれるのが、お手入れ、とりわけお洗濯方法にあります。

 

 

「もしかして、手洗いしてる...とか?」

 

子供が二人いる我が家は、子供の服だけでも、かなりの洗濯量。

 

とても手洗いしている余裕はありません。洗濯機の「手洗いコース」すら使いません(^-^;

 

フツウの洗濯機の、フツウの「洗濯コース」でも、服を長持ちさせるは可能なのです。

 

 

正しいお洗濯方法

洋服を長持ちさせる洗濯術...と言っても、ぶっちゃけフツウです。

 

フツウとはいえ、あくまで「洋服屋さん」目線のフツウ。

 

アパレル関係以外の職種の人が、この方法を知ると、「アレッ?カンタンだけど、オレの洗濯の仕方と違うな」と気づくことでしょう。

 

 

正しいお洗濯 ①伸びてしまいやすい服はネットに入れる

洗濯が終わって、洗濯機の中を覗くと、服がグチャグチャに絡まっていますよね?

 

あの状態で、洗濯中はグルングルン回っているわけです。

 

洋服の素材によっては、生地が引っ張られて伸びてしまいます。

 

そこで、「伸縮性のある素材の服」は、ネットに入れてお洗濯しましょう。

 

スウェットとか、セーターとか、長袖のカットソー(半袖は袖が短い分、絡みにくい)ですね。

 

ネットに入れることで、他の服と絡んでしまうことを防いでくれます。

 

ネットには、服をキレイに畳んだ状態で入れるのが基本ですが...。

 

ぶっちゃけ、そこまで高級品でなければ、キレイに畳まなくてもオッケーです。

 

ネットに入れる目的は、「洋服同士が絡んで、伸びる」のを防ぐためですからね。キレイに畳んで、ネットに入れなくても問題ありません。

 

伸縮性のある服は、ネットに入れる。まずはコレを覚えておきましょう。

 

裾や袖がビロンビロンになるのを防いでくれます。

 

 

正しいお洗濯 ②ハンガーは服の裾から入れる

洋服屋とそうでない人の一番の違い。とりわけ服の取り扱いにおいても、もっとも違うのは、「ハンガーの使い方」。

 

服を干すとき、服の首の方から、ハンガーをグイグイ入れてしまっていませんか?

 

コレ、絶対NG。ほぼ100%の洋服屋さんが、新人時代に真っ先に指導されるのもコレ。

 

女性服は、首の開きも広いので、首の方からハンガーを入れても、割とスッと入りますが...。

 

紳士服は、首開きが比較的狭め。

 

服の首の方から、ハンガーを入れてしまうと、どうしても首周りが伸びてしまって、ヨレヨレになってしまいます。

 

ハンガーの入れ方は、人が服を着るときと一緒。

 

服の裾(胴)のところから、ハンガーを入れてあげること。無理なくスッとハンガーが入ります。

 

結果的に、首周りも伸びずに、ヨレにくくなります。

 

 

正しいお洗濯 ③シャツは引っ張る&襟を立てる

次にシャツの干し方の注意点。

 

シャツのアイロンがけって、めんどくさいですよね?

 

仕事専用のシャツでは、ノンアイロンのシャツも多く出回っていますが。カジュアル用のシャツ、当ブログでレコメンドしているオンオフ兼用のシャツにおいては、あまりノンアイロンのシャツは出回っていません。

 

だから、なるべくシャツを干す段階で、シワを取ってしまいましょう。

 

やり方は、カンタン。

 

ハンガーにかける前に、バッサバサ、シャツを振りましょう。これをやるだけで、比較的シワが伸びてくれます。

 

で、ハンガーに干したら、シャツを引っ張る。襟や袖、身頃に至るまで、シャツのすべてのパーツを引っ張ってシワを取ってあげましょう。

 

こうして、干してあげれば、カジュアルシーンだったら、アイロンをかけずに洗いざらしで着てもオッケー。

 

ビジネスシーンでも、緩い会社だったら、そのまま洗いざらし。

厳しめの会社でも、「襟周り」「袖先」「身頃」など、目立つところだけアイロンをかけてあげれば十分着れてしまいます。

 

 

ちなみに、シャツを干すときは、「第一ボタンを閉めた状態で襟を立てて干す」のがオススメ。

シャツの正しい干し方
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理由は、「乾きやすさ」と「襟の型崩れ」。

 

襟を寝かせたままだと、襟の裏側に外気が当たらず、乾きにくくなってしまいます。

 

襟を立ててあげたほうが、シャツ全体がまんべんなく外気に触れるので乾きやすくなります。生乾きだと、雑菌が繁殖して、生地が劣化しやすいんですよね。

 

だから、全体が均一に乾く干し方が必要...ということ。なので襟を、立てましょう。

 

また、第一ボタンを開けたまま、干してしまうと、襟周りが不安定に。場合によっては、襟が型崩れしてしまいます。

 

襟もとのボタンを閉めて、襟の型崩れを防ぎましょう。

 

 

正しいお洗濯 ④ニットは干し方に注意

最近では、洗えるニットが増えてきましたね。

 

洗濯の仕方は、上で解説したようにネットに入れれば、オッケーですが...。

 

注意したいのは、干し方。

 

洗濯をして、水分を含んだニットは重い。普通にハンガーにかけて干してしまうと、水の重さで袖や裾が伸びてしまいます。

 

袖や裾が伸びるのを防ぐためには、平らに干す、いわゆる平干しが理想ですが。

ニット・セーターの干し方
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この干し方は、専用のハンガーも必要だし、場所も取ってしまうものです。

 

オススメは、物干しざおに二つ折りして干す方法。文章では、説明しにくいですが...こんな感じ。

セーター・ニットの干し方
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画像のように、袖も物干しざおにグルッとかけてあげると、さらにgood。

 

水の重さが分散され、裾や袖に重さがかかりにくくなります。つまり伸びにくくなる。

 

 

「ベランダが狭くて、物干しざおがない...」なんて人はこちら。

 

ハンガーにかけた上で、腕を肩にクロスするようにして、干してみましょう。

ニット・セーターの正しい干し方
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裾こそ、水の重さがかかってしまいますが、袖の伸びを防止することが出来ます。

 

とはいえ、薄手のハイゲージニットなら、そこまで水の重さもないし、乾くのが早いので、裾の伸びも心配ないかな。

 

 

正しいお洗濯 ⑤パンツは裏返しで干す

最後はパンツ。

 

下着のパンツじゃなくて、いわゆるズボンのことですね。

 

上で

生乾きだと、雑菌が繁殖して、生地が劣化しやすいんですよね。

と解説しましたが。

 

パンツで一番乾きにくいのが、ポケットの内側。

 

パンツを、表側で干してしまうと、ポケットの内側に外気が当たらず、なかなか乾きません。乾かなければ、雑菌が繁殖しやすく、生地も劣化しにくい。

 

そこでパンツは、裏返しして干しましょう。

パンツの干し方
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こうすると、ポケットの袋が表側に出て、乾きやすくなります。

 

ちなみに裏返すのは、干す段階...ではなくて、洗濯機に放り込む前に裏返してしまいましょう。

 

パンツには、ファスナーやボタンなど付属品がたくさん。

 

これを表にしておくと、他の服をひっかけてしまったり、パーツが損傷してしまったり...。デニムの場合は、洗濯機の内側にこすれることで、変な色の落ち方をしてしまったり、他の服とこすれて色が移ってしまったり。

 

裏返しておくことで、洗濯中の万が一の事故を防ぐことが出来ます。

 

 

ご自分のお洗濯方法と比べてみると、いくつか違うところが見つかったはず。今回、解説した5つのポイントを押さえるだけで、「安かろう・悪かろう」だと思っていた服も、飛躍的に持ちがよくなりますよ。

 

ぜひお試しを。

 

今回はここまで。最後まで読んでいただきありがとうございます。