オシャレに正解はあるのか?正しいオシャレの考え方


現役ショップスタッフの鶴田です。

ファッションにおいて、これを着れば、こういう風に着れば、絶対大丈夫...というアイテムや着こなしは存在しません。

存在するのは、TPOやイメージなど文脈に合ったケースバイケースの正解。

オシャレの正しい正解の導き方レッスンの回です。

オシャレに「絶対的な正解」はない

現役ショップスタッフであり、ファッションブロガーでもある私。

ファッション関係の仕事をしていると、

「40代なのに、ダメージデニムってあり?」
「新人なのに、明るい色のスーツって変?」
「今の時代にVネックをTシャツってダサい?」

というたぐいの質問を良くされます。

この手の質問って「ありです」とも「ナシです」とも、一言で答えることが出来ません。

質問者的には、「アリ」or「ナシ」の一刀両断、白黒はっきりした返答を求めているのは、重々承知なのですが...。

ファッションにおいて、「○○歳だから、このアイテムはダメで、これを着れば大丈夫」とか、「入社何年目以上じゃないと、こういうスーツは着ちゃいけない」とか「丸首がトレンドだから、Vネックは絶対ダサい」みたいな、絶対的な答えは存在しません。

つまり、「これを着れば絶対オシャレ」「これを着てしまうと100%ダサい」というアイテムや着こなしはないのです。

オシャレの正解は、「文脈」から導き出す

オシャレの正解は、「文脈」の中にしか存在しません。

文脈という表現がわかりにくければ、TPO。

TPOという表現がしっくりこないならば、「5W1H」と言えば、なんとな~くイメージが付くはず。

つまり、

  • いつ
  • どこで
  • 誰が
  • 何を
  • ナゼ
  • どのように

という環境の中で「それなら、これが正解だね」というケースバイケースの正解のみしか存在しないのが、ファッションなのです。

ちょっとわかりにくいですか?

例えば、「40代なのに、ダメージジーンズって変?」という質問。

ぼくなら、こんな風に答えます。

「例えば、ちょっといいレストランに行くとか、銀座みたいな大人の街で小洒落たデートをする...みたいなときにパーカー&ダメージジーンズ&スニーカーのような組み合わせで使うとなると、ご年齢や場所の割に子供っぽくなりすぎてしまうのでオススメできません。逆に「休日なのにカッチリしすぎかな?」というコーディネートの時は、パンツをダメージデニムに入れ替えると崩れた雰囲気になるので、40代の方でも問題ないですよ」

といった感じですね。

同じ「ダメージデニム」というアイテムが、文脈によって、正解にも不正解にもなるのがわかるはず。

オシャレで迷ったときに考える6つの質問

買い物やコーディネートで困ったときは、以下の6つのことを自問自答してみてください。

きっとおぼろげながら、正解の形が見えてくるでしょう。

先ほどのダメージデニムを例にしてみましょう。

質問①当日の気温や天気はどうですか?→少し肌寒い。アウターは必要(アウターはテーラードジャケットしかない)

質問②どこに行くための服(コーディネート)ですか?→車で20分程度の地元のショッピングセンター

質問③何をするための服(コーディネートですか?→家族(妻と2歳の娘)でウィンドーショッピングがてらランチ

質問④どんなふうに見られたいですか?→オシャレな夫

質問⑤ 質問④に対して、特に誰にどんなふうに見られたいですか?→妻

質問⑥この服は絶対に着ていきたい...というアイテムはありますか?→お気に入りの革靴

つまり、

  • 近所だから、キメ過ぎると気合入りすぎで違和感
  • 子供と一緒だから、汚れてもいい服(家で洗える服)
  • 妻にカッコいい姿を見せたいから、大人っぽさは欲しい

というのが、「文脈」ですね。

お気に入りの革靴も履いていきたいし、気温的にテーラードジャケットを羽織る必要はある。

でもジャケットに革靴だと、近所に行くにしてはカッコつけすぎだし...。

子供の食事の世話もするから、汚れても良いパンツの方が都合が良いし...。

かといって、上下ラフなファッションは、妻の好みじゃないし...。

となれば、

  • 革靴&テーラードジャケットの「カッチリ感」を崩してくれる
  • 汚れても自宅で洗える
  • アウターと靴はドレッシーだから、キレイ目好きな妻の好みにもフィット

という具合にダメージデニムが最適なアンサー...ということが導き出せるでしょう。

ファッションに困ったら、上の6つの質問を自問自答してみてください。

おのずと正解が導き出せるはずです。

今回はここまで。最後まで読んでくださりありがとうございます。