「なんか似合わない気がする」という感覚をもっと信じましょう

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現役販売員の鶴田です。

 

今回は買い物術の話。セールのこの時期はどうしても価格が購入の決め手になることが多いものです。価格を気にするのは全く悪い事ではありませんが、「ちょっとしっくりこないけど、この値段だからいっか」と購入した服は結局たいして着ないまま、箪笥の肥やしになってしまうのも事実。

 

箪笥の肥やしを増やさないためのちょっとした買い物の「考え方」を解説します。

 

「なんか似合わない」という感覚に間違いはない

試着してみて「な~んか違うんだよな~」って思ったことはありませんか?

 

ファッションセンスに自信がある方はもちろん、ファッションセンスに自信もない方でも、「な~んか違うんだよな~」の感覚に間違いはありません。

 

あなたは生まれて今に至るまで、人間は何百・何千という色や柄を見たり、何百・何千という服を着てきました。あなた自身の顔も体型も一番見ているのはあなた自身。食わず嫌いは別として、試着してみて「似合わない」とあなたが感じる感覚はかなりの確率であっているのです。

 

時折「服なんてなんでもいいんだよ」というお客様がいらっしゃいます。でも色々提案・試着していただくと「これは似合わない」・「これすごく良い」などと一つ一つ感想をいただきます。全然なんでもよくないんですよね(笑)

 

お客様の抱く感想と、我々販売員の抱く感想は大体一致します。お客様が「すごく良い」と感じた服はプロの目から見ても「すごく良い」。お客様が「いまいち」と思った服はプロの目から見ても「いまいち」。

 

お客様が「いまいち」と言っているのに販売員が「お似合いですよ~」なんていう場合は間違いなく営業トークです。

 

言葉にして具体的に伝える・表現することはできなかったとしても、「自分の似合うモノは、ちゃんと自分でよくわかっている」のです。そしてその感覚はプロの目から見た意見と一致するくらい正確な感覚なのです。

 

 

正しい感覚を邪魔するのは理性

こんな話をすると「じゃあ、俺は何でオシャレじゃないんだ!!」と思う人もいるでしょう。

 

正確な感覚の邪魔をするのは理性です。

 

  • せっかく似合っているのに「オレはこんなキャラじゃないしな...」
  • いまいち似合ってないのに「流行のアイテムだから、これにしよう」
  • 「前から欲しかった服だからちょっと違和感があるけど買っちゃおう」
  • 「すごく良いけどセールじゃないんだ。いまいちだけどこっちのセール品にしよう」
  • 「せっかくだから何か買って帰りたい。いまいちだけどこれでいっか」

 

人間は理性と感覚がずれると理性を優先してしまいがちです。特に男性の場合、洋服の買い物のほとんどが目的買い。目的買いに至るまで、ネットを見たり、ショップを何件も下見したり、色々と下調べをして目星をつける事でしょう。

 

いざ目星を付けたものを試着してみる「なんだかいまいち」と感じた。でも買ってしまう。下調べに使った労力やそこで得た自分の知見を否定したくないからです。

 

もっと感覚に素直になりましょう。あなたのあなたに対する感覚に間違いはありません。買う洋服は着た瞬間に「コレだ!!」って思えた服だけで十分。

 

どんなに安くても、どんなに優れた服でも、どんなに上質でも着て「う~ん」と思ったら切り捨てましょう。人が薦めて着た服はとりあえず着てみましょう。「いまいち」だったら断れば良いだけ。「良い」と思ったら普段の服と系統が違っても思い切って買ってみましょう。

 

ちなみに試着の際、ず~っと着ているといまいちな服でも見慣れてきて「これでいいかな~」・「なんだかよく見えてきた」となりがち。着た瞬間の初見の感覚が一番正解。洋服なんて所詮パッと見です。パッと見で自分自身ですら「良い」と思えない服なんて、他人に「オシャレ」なんて思ってもらえるはずがありません。

 

まずはなんでも試着してみる。試着に至る前はあれこれ思考を巡らせて結構。いざ試着する際は思考のしがらみは一切捨て、自分の感覚に素直になりましょう。これだけで驚くほど無駄な買い物はなくなるものです。無駄な買い物が減れば、「コレだ!」と思えた服が高額でも思い切れるお金の余裕だって作れてしまいます。

当サイトでは理論でオシャレを生み出す手法を解説していますが、どんなに論理的に構築したファッションも「オシャレかどうか」判断するのは感覚。言い方を変えれば「理論」を検証出来るのは「感覚」だけなのです。理論はすごく大切だけど、同じくらい着たときの感覚を大事にしましょう...というお話でした。

 

と、ここまでで約1900文字。2000文字を切るのは当サイト始まって以来最もコンパクトな内容(笑)もっとコンパクトな着こなし指南はTwitterでも初めてそっちでしようかな?無料ファッション相談していますので、相談はもちろん今後の当サイトへのリクエストなどありましたらページ下部からお気軽にメールください。

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