2017年 8月 の投稿一覧

襟裏チェックのシャツがなぜダサいのか論理的に解説してみた

ダサいシャツ

ファッション雑誌やウェブサイトでダサいドレスシャツの代表格になっている襟の裏がチェックのシャツ。

 

ネクタイやジャケットを着用しないクールビズでは「アクセント」と称してついつい、こういうシャツに手を伸ばしてしまいがち。

 

頭ごなしにダサいと言われても納得できない人もいるでしょう。なぜダサいのか教えてくれるメディアはほとんどありませんからね。

 

今回は誰も教えてくれないNGファッションのNGたる理由を論理的に解説してます。 続きを読む

秋の送別品はネクタイがおすすめ!そのワケと選び方を解説

パープルタイコーデ

現役スーツ販売員の鶴田です。

 

秋は人事異動や転職の別れの時期。別れの時期に切っても切り離せないのが送別品。「みんなを代表して自分が送別品を選ぶことになった」という方も多いでしょう。

 

断言します。秋の送別品はネクタイに限る。

 

そのワケと選び方を今回は解説します。 続きを読む

トレンドはどこから生まれ、どのように広がるのかを解説

アロハシャツ

現役スーツ販売員の鶴田です。

あなたは「トレンド」って何だと思いますか。今、何が流行っているとかじゃなくて「トレンド」という概念そのもの。

 

「俺たちに服を買わせるためのアパレル業界の戦略だろ」...いやいや。

 

アパレル業界ってそんなに思っているほどあくどい業界じゃありませんよ 苦笑

今回はトレンドはどのように生まれ、広がっていくのか解説します。

 

デザイナーは代弁者

子供のころ、夏休みのお昼ご飯は毎日、素麺。

 

「素麺飽きた、何か他の物作ってよ」って経験1度はありませんか?これって実はトレンドのサイクルに非常に似ているんです。

 

人間は同じ状態が続くと飽きてくるもの。洋服だって同じ。似たような着こなしが続くと無意識ながら人は新しい物を求めます。ここで登場するのがデザイナー。特にパリコレなどクリエイティブな面において業界トップに君臨するブランドを率いてるデザイナー達。

 

彼らは時代や人々の気分の変化を(時には自分自身の気分の変化を)いち早く察知し抜群のクリエイティブで洋服として表現してくれます。素麺は飽きたし、かといってカレーは真夏には重いかな?じゃあ今日のお昼はカレーうどん的な胃袋と家族の気分を察知して抜群の献立を立ててくれるお母さんみたいな(笑)

 

ここまで話すと「パリコレなんて...1部の業界人だけの話だろ。オレには関係ないよ」と思うでしょ?

 

実はトレンドは少しずつ形を変えてあなたにもちゃんと届いているのです。

 

トレンドの広まり方

トレンドはすべての人に同時に広まることはありません。「来年の春夏はアロハシャツがトレンドですよ」...なんて言われてもピンときませんよね。

アロハシャツ

photo by https://www.wwdjapan.com/435107

それもそのはず。トレンドはピラミッド型に頂点から底辺にかけて浸透していくのです。

トレンドピラミッド

photo by https://image.slidesharecdn.com/smartartv2-111117201403-phpapp01/95/smart-artv2-8-728.jpg?cb=1321561345

このピラミッドがスポンジで出来ていると思えば理解しやすいでしょう。

 

「トレンド」という水滴が上から落ちてくればまず染み込むのが「イノベーター」。そこから徐々に水は下に染み込んでいきます。1番下の「ラガード」層に染み込むころにはユニクロなど大量生産ブランドでもトレンドアイテムを見かけるようになります。そのころには1番上の「イノベーター」層はすっかり乾いてしまい(つまり、そのトレンドには飽きてしまい)新たな水滴(トレンド)を欲します。

 

デザイナー(イノベータ)が作ったデザインをスタイリストやショップスタッフ(アリーアダプター)が取り入れる。それを見たお客様が真似をして(アーリーマジョリティ)、その友達がそれをさらに真似をして(レイトマジョリティ)、その友達の友達が取り入れる(ラガード)。

 

例える、ならこんな感じ。ファッションブランドだって一緒です。海外トップブランド(ルイヴィトン・グッチ・ランバンetc)を頂点にユニクロや無印といった大量生産ブランドを最下層に置いたピラミッド型の分布になります。

 

ユニクロがダサいとかそういう話ではなくトレンドの反映スピードで言うと...という意味。このトレンドの浸透の構造。スーツスタイルにおいて1番分かりやすいたとえ話を一つ。

 

「Thom Browne(トムブラウン)」というブランドをご存知ですか?2000年代初頭に流行したイタリアブランドを基軸にした色気ムンムンのいわゆるちょい悪ファッション。「チョイ悪おやじ」なんていうフレーズを知らない人はいないんじゃないかっていうくらいです。トムブラウンはこの反動のごとく、装飾性を徹底的に排除し、ある種のユニフォーム性(デザイナーのトムブラウンは毎日グレーのスーツしか着ない)を提案しメンズスーツスタイルに革命を起こしました。

 

その革命的スタイルがこちら。

トムブラウン

photo by https://cdn.fashionsnap.com/inside/images/thom-brown-aoayama-130314_012.jpg

短いジャケットに短いパンツ丈が特徴的なスタイル。これは「Thom Browne」というブランドのシンボルともいえるスタイルです。ちなみに1着30万円くらいです。

 

ここまで来たら「アッ」と思う人もいるでしょう。

 

そう。今でこそ当たり前になったくるぶし出しのファッション。ユニクロでも今夏大々的にCMも流して、提案しているくるぶし丈です。

ユニクロくるぶし

photo by http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/easyanklepants/men/?utm_medium=social&utm_source=twitter&utm_term=170315&utm_campaign=M_easyanklepants170315_01

このトレンドは1着30万もする海外コレクションの「Thom Browne」が源流なのです。

 

ほんの数年前まではパンツの細さにこそこだわるものの、多くの人が丈には無頓着でクシュクシュしたルーズな長さが主流でした。約10年前にそのシルエットをがらりと変えいまだに影響を与えているわけです。トムブラウンが生み出したくるぶし丈のトレンドは近年でも珍しいくらいトレンドのピラミッドに水滴を落とし続けているのです。

 

「パリコレなんて...」と思っている方も、少し海外コレクションを発端とするトレンドの広まり方がご理解いただけたでしょうか?

 

 

大事なのはトレンドを「正しく読み解くこと」

トレンドはどうしても「知る」事に重きを置かれてしまいます。知ったうえで「それさえ着てればオシャレ」と拡大解釈しがちです。

 

でも、考えてみてください。「今年の秋はチェック柄のスーツがトレンド!」・「秋は茶色のスーツが気分」なんて言われてもどうですか?

 

「どっちやねん!」

「買ったはいいけど、着てみるとなんか違う…」

「うちの会社はチェックも茶色もNGだよ...」

「この前まで紺がオシャレって言ってたじゃん。コレだからファッションは嫌いなんだよ~(# ゚Д゚)」ってなりません?

 

トレンドの根幹は「社会や人の気持ちの変化」にあります。トレンドを取り入れるのに大事なのはこの変化を「読み解く力」、これにつきます。

 

かといって、ネットの普及でどんなに簡単に海外コレクションの画像が見ることが出来てももそれを一人で読み解くのは至難の業。海外コレクションなんて有名・マイナー含めれば膨大な数のブランドが発表してますからね。画像を見るだけならまだしも、「読み解く」なんて...。

 

ファッション雑誌やショップ店員は「トレンドアイテム」こそ教えてくれど、トレンドの文脈までは教えてくれることは滅多にありません。聞いたとしても答えられない店員なっていっぱいいます...残念ながら。

 

そこで当ブログSuitLabo。現役スーツ販売員として10年以上積み重ねた知識、業界内にいるからこそ得ることが出来る情報を駆使し、トレンドを読み解き、論理的にかみ砕いて解説します。

 

トレンドを読み解ければ

  • 去年の服の着こなしを少し変えただけでトレンドを表現できます。
  • トレンドアイテムの正しいオシャレな着方が出来ます。
  • 高価な服でなくてもトレンドのアイテムを見つけることが出来ます
  • 人よりも半歩先を良くオシャレが出来、自信をつけることが出来ます。

 

このブログは週に4~5回の更新頻度。通勤電車の中、職場での空き時間、ちょっとした時間にこのブログに目を通してみてください。「コレだったら、オレにも出来そう」という記事があったらすぐに実践してみてください。手持ちの服だと実践できなそうならユニクロで試着をするだけでも構いません。

 

見る見るとオシャレになっていく自分を実感できるはず。今回は「トレンドがどこから生まれ、広まっていくのか」でした。

 

まとめ
  1. トレンドは「社会や人の気分の変化」から生まれる
  2. トレンドはピラミッド型に徐々広まり、廃れる
  3. トレンドは「知る」のではなく「読み解く」のが大事

 

 

PS

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ルーツが大事!。オシャレなストライプネクタイの選び方

オシャレレジメンタル

ビジネスの定番のレジメンタル(ストライプ)柄のネクタイ。オシャレなレジメンタルとダサいレジメンタルの簡単な見極め方があるのを知っていましたか?

 

今日は2秒でオシャレなネクタイを見極める方法を解説します。

 

スーツに関係するアイテムはすべて男性を「財力と引き締まった体、優れた知性を併せ持つ男性像」を表現するために生まれ、200年以上の時間をかけて進化、発展してきました。ネクタイも例外じゃないんです。長い歴史があるからこそ、オシャレになるヒントは必ず歴史にあります。
 
まずはレジメンタルのタイのルーツからまずはお話しします。

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黒無地スーツをビジネスできるのはアリなのかナシなのか問題

サンローラン

礼服や喪服として知られる黒無地のスーツ。ビジネスではタブーとされることも多いですよね?逆に黒いスーツしか着ちゃダメっていう会社もありますが、黒無地だけはNGだったり。年に数回着るかどうかの黒無地はどうしてもコストパフォーマンスが悪いもの。ビジネスでも着用で着れば、うれしいのが本音でしょう。

 

ビジネスで黒無地は着てもいいのか?ビジネスでオシャレに着れるのか?そんな疑問にお答えします。

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オシャレをするのが恥ずかしい人へ。自然なオシャレの仕方

紺無地ワントーン

オシャレをしたくても、なりたくても、それを阻むのは「恥ずかしさ」。オシャレをして「急にどうしたの?」・「雰囲気違うね」という周りからの一言を想像すると、恥ずかしくて結局いつも通りのコーディネートになってしまいがち。

 

今回は恥ずかしくない初めてのオシャレについて解説します。 続きを読む

色彩知識不要。オシャレなVゾーンは全部同じ色で作る

グレーワントーン

「紺色のスーツに赤いネクタイは合うかな?」

「グレーのスーツに紺だと地味かな?」

「新しいネクタイを買ったけど何に合わせればいい分からない」

 

いつも迷うコーディネートの色の組み合わせ。

オシャレな色の組み合わせは同じ色の明るさ違いで作る簡単にオシャレになれます。

 

もうその日のコーディネートを迷う必要はありません。

 

色の同士の相性はどうやって決まるのか

色の相性の良し・悪しを判断するヒントになるものはたくさんあります。

例えば自然の風景。

自然

photo by http://www.chibacity-ta.or.jp/wp-content/uploads/2015/07/koyo01.jpg

マニアックなものだと虫。

蝶

photo by https://i2.wp.com/soyat-info.com/wp-content/uploads/2015/11/20110901122209-953900207.jpg?resize=300%2C213

自然界の風景や生き物。

芸術の域に達した写真や絵画には、色の違和感はなく、すべての色が美しく調和しています

 

一流のデザイナーやスタイリストが色遣いのインスピレーションを風景や絵画から受けることは珍しくありません。

 

自然界に存在する色彩が美しい風景の一つが虹。

雨上がりの空に浮かぶ虹を見て、思わずスマホを取り出した経験があなたにもあるはず。

 

虹の色の並び方はいつも一定です。
必ず上から「赤→橙→黄→緑→青→藍→紫」の順です。
 この7色のグラデーションを環にして色の相性を導き出したのが「色相環」です。
 色相環では隣同士の「近似色」と向かい合った「補色」が相性のいい色とされます。

 

色相環

photo byhttp://livedoor.blogimg.jp/wakaill/imgs/0/2/025ee7c9.jpg

 

オシャレな色使いは同じ色で作るのが簡単

「簡単に言うけどそれ難しいんだよ」といういるで人もいるでしょう。

自然の風景をスーツという全く違う物に落とし込むのは難しいもの。

 

思い切ってスーツ・シャツ・タイを全て同じ色でそろえるのが簡単なのです。

ちょっとくらい明るさが違っても気にする必要はありません。

微妙な色のグラデーションが立体感を作り、胸板を厚く見せ「マッチョ」要素を作ってくれます。

 

色相環でいうところの補色ではなく近似色。

紺なら紺。グレーならグレーのみで色を組み合わせることにより、統一感が生まれ「スマート」要素を作ることが出来ます。

 

「スマート」要素とは当ブログで提唱するスーツ3大要素の「マッチョ」「リッチ」「スマート」の一つ。

スーツにおけるオシャレとは「財力と引き締まった肉体、知性を併せ持つ男性像」を着こなしで表現すること。

 

この男性像を財力=「リッチ」要素。

引き締まった肉体=「マッチョ」要素。

知性=「スマート」要素の3つに分けたのがスーツ3大要素。

このサイトに始めて来た方はこの記事を。

今まで感覚的に語られてきたスーツの着こなしが、たった5分で読める内容で論理的に語られています。

論理的に解説することで再現性が生まれ、誰でもオシャレになることが可能になります。

→初めてこのブログに来た方へ。オシャレの必須3要素とは?

 

紺のスーツに青いシャツ、紺のネクタイで簡単にオシャレに

試しにあなたが持っている紺のスーツに、青いシャツ、紺のネクタイを合わせてみてください。

スーツファッション

phot by BEAMS shop blog

 

青一色の組み合わせなのに、色どりの美しさに驚くはず。

グレーのスーツでも思い切って全部グレーにしてみてください。

グレーのネクタイがなければ黒、グレーのシャツがなかったら白でも構いません。

グレーワントーン

photo by https://otokomaeken.com/wp-content/uploads/2016/04/5095905878_602b72d17a_b.jpg

夏物の最後の買い足しに。秋物の先買いに。

スーツやクールビズのスラックスと同じ色のアイテムを揃えて色遣いが綺麗な着こなしをしてみてください。

 

まとめ
  1. 綺麗な色遣いのヒントは自然の風景や名画
  2. 同じ色で全身を揃えるのと簡単にオシャレな色遣いに
  3. 多少の明るさ違いは気にしないで、紺のスーツならオール紺。グレースーツならオールグレー。

 

PS

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